音楽史に深く足跡を刻み、ポップミュージックに新たな時流を築いた名プロデューサー、川添象郎。彼のプロデュース作品を厳選して収録したコンピレーションCD『象の音楽～世界に衝撃を与えた川添象郎プロデュース作品集～』が発売された。
▼『象の音楽～世界に衝撃を与えた川添象郎プロデュース作品集～』特設ページ
https://www.110107.com/shoro
今や世界で高い評価を得ている“シティポップ”作品の数々、先日訃報が世界を駆け巡った高橋幸宏が在籍したYMOの世界進出、音楽ダウンロード（着うたフル）日本記録、国内初のインディーズレーベルからの大ヒットなど、彼のプロデューサーとしての実積・功績は実に多岐に亘る。 このCDは、彼が手掛けた作品からボーカル・インストを分けて2枚のディスクに収録。厳選された27曲に自身のフラメンコ・ギター演奏音源を加えた全28曲。時代に一石を投じ、常に革命を巻き起こした川添象郎の音楽的自伝であり、J-POPの源流を知る最高の教材でもある。
先日、昨年出版された自伝とも言うべき『象の記憶』（DU BOOKS）が、第35回ミュージック・ペンクラブ音楽賞の著作出版物賞を受賞。あらためて名プロデューサー川添象郎に注目が集まった。書籍と音楽の両輪が今後さらに彼への注目を高めることだろう。
▼「象の記憶」（DUBOOKS）情報ページ
https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK324
