3月29日、カワサキモータースジャパンは独自のロー＆ロングフォルムのスタイルが特徴の『ELIMINATOR（エリミネーター）』と『ELIMINATOR SE（エリミネーターSE）』の発売予定日を4月25日と発表した。
『エリミネーター』と『エリミネーターSE』は、3月17〜19日に開催された第39回大阪モーターサイクルショーにて世界初公開されたモデル。同イベントならびに3月24〜26日に開催された第50回東京モーターサイクルショーでも展示された注目のモデルのひとつであり、独自のロー＆ロングフォルムのスタイルを特徴としている。
搭載されるエンジンは『Ninja 400』と同じ並列2気筒エンジンで、排気量は398cc。強力な低速トルクを発揮し、低速域での良好なコントロール性を実現することでストレスの少ない日常走行に貢献する。
シート高は250〜500ccのカワサキのオンロードモデルのなかでももっとも低い735mmを設定。その低いシートに腰を下ろすと、ハンドルは腕を自然に伸ばした位置に、ステップは膝が適度に曲がる位置に用意されている。
また、ワイドでフラットなハンドルバーを採用することでリラックスした自然で快適なライディングポジションを実現。そのハンドルバーはラバーマウントされ、腕に伝わる振動を軽減する。加えて、ステップには中空構造を採用し、硬質ゴムや下面のウエイトによってステップから伝わる振動を低減するよう設計されている。タイヤサイズはフロント130／70ー18、リヤ150／80ー16が採用され、ロー＆ロングデザインに寄与するとともに安定感のあるライディングを実現する。
『エリミネーター』のカラーはメタリックフラットスパークブラックとパールロボティックホワイトの2色を用意。メーカー希望小売価格は75万9000円（税込）となっている。
スペシャルエディションの『エリミネーターSE』はスタイリッシュなデザインのヘッドカウルを装着。フロントフォークにはフォークブーツを配し、シートにはツートーンのレザーにステッチを施した仕様とするなど、スタイリングに磨きをかけている。装備面では、防水設計のUSB Type-Cタイプの電源ソケットや、カワサキ初のミツバサンコーワ製GPS対応型ドライブレコーダーシステムを搭載することで、安心感と利便性を高めている。
カラーはメタリックマットカーボングレー／フラットエボニーを用意。メーカー希望小売価格は85万8000円（税込）。
