長崎バス社長に森田氏 12年ぶり交代 嶋崎氏は会長へ

森田誠代表取締役社長

 長崎自動車(長崎市、長崎バス)は29日、嶋崎真英社長(68)が代表権のある会長に就き、後任の代表取締役社長に森田誠常務取締役(58)が同日付で就任する人事を発表した。社長交代は12年ぶり。同日開かれた取締役会で決まった。
 森田氏は長崎市出身で慶応大卒。1988年に入社後、経営企画本部長などを経て2020年から常務。グループ会社のみらい長崎や長崎バス情報サービス、ホテル日航ハウステンボスの代表取締役社長も務める。
 嶋崎氏は11年、上田惠三氏(故人)から引き継ぐ形で社長に就任した。6期12年務め、グループ会社の多角化経営に尽力。長崎バスグループの収益アップに貢献した。引き続き経営に携わる。長崎商工会議所の副会頭も継続する。


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