医療費無料化の対象年齢の更なる引き上げなど求め 市民団体が香川県に署名を提出

18歳までの医療費の無料化を求めて活動する高松市の市民団体が、子どもが病院に通いやすい環境を作るため、県に手厚い支援をするよう求めました。

高松市の市民団体、「高校生までの医療費無料化を求める香川県民ネットワーク」が、県の担当者に7865人分の署名を提出しました。

子どもの医療費を巡っては、県が3月の議会で、無料化する対象年齢を未就学児から小学3年生までに引き上げました。財政的に県内の自治体の医療費無料化を支援することになります。

これをうけ県内の自治体でも、これまで15歳までだった対象年齢を18歳までに引き上げる動きがでています。引き上げの時期は、丸亀市や観音寺市など6つの市や町が4月から、坂出市やさぬき市など4つの市や町が8月からです。高松市は8月を目指して検討中です。

市民団体は、子どもが気軽に病院に通えるよう、対象年齢を更に引き上げるなど、県に更なる支援を求めています。

(署名を提出した市民団体/浜恵介 事務局長)
「欲を言えば22歳まで、大学生まで、(無料化が)広がっていただくといいなと思っております」

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