宮島で「識別証」申請受け付け開始 G7広島サミット 首脳訪問で入島制限の可能性

5月の広島サミットの期間中、宮島(広島・廿日市市)では、各国首脳の訪問に伴って立ち入りが制限される可能性があります。その際、事業者などが島に入るのに必要となる識別証の申請受け付けが、30日から始まりました。

窓口の担当者
「本日、こちらで受け付けをしましたので、ありがとうございます」

申請の受け付けは午前9時から始まり、さっそく地元の関係者が訪れていました。

サミットで各国の首脳などの宮島訪問が決定した場合は、5月18日から20日の間は、入島制限が行われる可能性があります。

その際は、通勤・通学する人や運送業者といった事業者は、識別証や車両証が必要となります。

宮島の住民およそ1500人については、廿日市市がまとめて外務省に申請し、識別証を後日、郵送することになっています。

従業員5人分の申請を終えた地元関係者は…

申請を終えた地元関係者
「識別証ができて、それを見せることによって、ある程度、安全に仕事ができるし、サミットの方にも陰ながら応援することができるかなと思っています」

廿日市市 デジタル改革推進課 宮本幸真 課長
「廿日市市では電子申請システムを導入しておりまして、公的身分証明書の写しを添付して申請すれば手続きが完了しますので」

申請は、etto宮島交流館や廿日市市の電子申請サービスで来月9日まで受け付けます。

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