広島サミット 期間中には「識別証」が必要に 主会場周辺の住民へ説明会

開催まで2か月を切ったG7広島サミットです。主会場となるホテルで、周辺の地元住民や事業者への説明会が開かれました。

説明会には、サミットの主会場となるグランドプリンスホテル広島がある、広島市南区の元宇品地区の住民や事業者など、およそ100人が参加しました。

説明会は冒頭以外、非公開で、サミット開催期間の前後は元宇品地区への出入りに「識別証」や「車両証」が必要となることや、その申請方法などについて説明がありました。

2016年に開催された「伊勢志摩サミット」では、開催の5日前から会場周辺の出入りに識別証が必要になったということです。

広島サミット県民会議事務局 山本栄典 次長
「入域規制を行うことで生活や仕事に大きな影響を及ぼすことになると思う。できるだけスムーズに入域してもらうよう努めてまいりたい」

元宇品町内会 門隆興 会長
「みなさんの協力を得ながら、サミットでは、世界が難しい時代だからいい提言をしてほしい」

識別証の申請は4月上旬までで、地元の町内会でも住民へ申請手続きのサポートをしていきたいとしています。

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