現在ラ・リーガで首位をひた走るバルセロナ。すでに2位との差は大きく開いており、優勝はほぼ間違いない状況となっている。
今回はそのバルセロナの選手たちの中から「給与額が高すぎる3名、低すぎる3名」をピックアップしてみた。データは『Capalogy』から参照している。
▼低すぎる3名
セルジ・ロベルト
国籍:スペイン
推定年俸:500万ユーロ(およそ7.06億円)
今月契約を1年延長することになったセルジ・ロベルト。しかしながら報道によればその給与額は「これまでと同じ」であるとのこと。
彼は新型コロナウイルスのパンデミックでバルセロナの要請による給与削減に応じ、およそ60%の額を諦めたという。その条件がそのまま現在まで残っているようだ。
マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン
国籍:ドイツ
推定年俸:900万ユーロ(およそ12.71億円)
ボルシアMGから2014年にバルセロナへと加入し、クラウディオ・ブラボ退団以降は一貫してレギュラーを守り続けているテア・シュテーゲン。
2020年のコロナ禍に契約を延長した際には「給与はかなり増加した」と伝えられているが、それは5年間後ろ倒しで支払われるものだそうで、2025年以降に上乗せされるのだとか。
ガビ
国籍:スペイン
推定年俸:680万ユーロ(およそ9.61億円)
バルセロナの経営問題で一番貧乏くじを引いているのがガビ。クラブとは2022年に契約を更新したものの、リーガにはトップチームとの契約として認められておらず、最悪今季限りでフリーエージェントになる可能性もあるという。
その給与はエリック・ガルシアやマルコス・アロンソ、ロナルド・アラウホらとほぼ同じ額となっている。果たしてこれからどうなるのか…。
▼高すぎる3名
フランク・ケシエ
国籍:コートジボワール
推定年俸:900万ユーロ(およそ12.71億円)
今季ミランからフリーで加入したフランク・ケシエ。彼自身がバルセロナへの移籍を熱望し、難しい状況に陥ったクラブに挑んできたが、残念ながら今のところそのパフォーマンスは評価されていない。
給与額は絶対的に高額というわけでもないが、テア・シュテーゲンやペドリらと同じようなものになっているというのはすこしファンにとって納得し難いものかもしれない。
ジョルディ・アルバ
国籍:スペイン
推定年俸:2080万ユーロ(およそ29.38億円)
このところ頻繁に放出説と契約延長説が交互に出ていたジョルディ・アルバ。その理由はやはり2019年に結んだ契約の給与額であるとも伝えられてきた。
アルバ自身は子供が生まれることもあって「給与を大幅に下げてもバルセロナに残りたい」と考えているという。逆にクラブ側は「移籍も考えて欲しい」と圧力をかけたい思いがあると『Sport』が報じていた。
フレンキー・デ・ヨング
国籍:オランダ
推定年俸:3750万ユーロ(およそ52.97億円)
わずかにセルヒオ・ブスケツを上回り、今最もバルセロナで給与が高額なのはフレンキー・デ・ヨングであるそう。2020年にアヤックスから加入した彼は、一時期マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が間近だと伝えられたものの、結局残留することになった。
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しかも契約期間が2026年まで残っていることもあり、残りの支払額が1億5000万ユーロとすごいことになっており、バルセロナが見直しをしたい状況であるのも理解できる。