福井県福井市の春を彩る「ふくい桜まつり」が3月25日に始まり、中心部各地の桜スポットがライトアップされている。満開を迎えた桜は光を浴びて一層その美しさを際立たせ、春色に染まる県都に連日多くの花見客が訪れている。
JR北陸線から花月橋上流付近までの約1.5キロを照らす足羽川堤防は、場所によってライトアップも趣を変える。青、ピンク、黄色へのグラデーションや輝くような白など、桜のトンネルを歩きながらさまざまな表情を楽しめるのも魅力だ。
足羽山では、茶屋を訪れる客たちを導くようにぼんぼりが優しくともり、JR福井駅西口はロータリーを照らす光が春仕様に衣替え。湊地区では、足羽川右岸の並木通りを照明とあんどんで照らしている。
⇒ふくい桜まつりイベントスケジュール
福井城址(じょうし)や愛宕坂などを含むライトアップは一部を除いて、9日までの各日午後6~10時。詳細は市観光公式サイト「福いろ」。