「頭を打つリスク減らすのが大事」4月からヘルメット努力義務化で着用PR=静岡県警

道路交通法が改正され4月1日から自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されます。3月31日朝、静岡県のJR菊川駅では警察官らが自転車の利用者にヘルメットの着用を呼びかけました。

「あすから自転車のヘルメット義務化です。よろしくお願いします」

ヘルメットの着用を呼びかけたのは菊川警察署の交通課や交通安全協会の指導員など約20人です。署員はヘルメットの着用が努力義務になることをPRするチラシを駅の利用者に配り周知徹底を図りました。

<チラシを受け取った高校生>

「髪型とか崩れちゃうし、暑くなってくると蒸れたりするのであまりよくは思ってないです」

「安全に配慮してるし事故もこれから減ると思うので、うれしい」

<菊川警察署交通課 中村勇輝巡査長>

「重傷事故や死亡事故につながるのは、頭を打つことによってリスクが高くなるのでリスクを少しでも減らしていくことが大事」

ヘルメットの着用はあくまで「努力義務」のため強制力や罰則がなく、着用率を上げるためには地道な啓発活動が必要とみられています。

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