エンゼルス逆転負け 大谷翔平6回2安打10K無失点の快投も実らず

【エンゼルス1-2アスレチックス】@オークランド・コロシアム

エンゼルスは2年連続の開幕投手を務めた大谷翔平が6回93球を投げて被安打2、奪三振10、与四球3、無失点の好投を披露。5回表にローガン・オホッピーのタイムリーで先制し、1点をリードして終盤を迎えたが、8回裏にブルペンが崩れ、アスレチックスに1対2で逆転負けを喫した。アスレチックス4番手のトレバー・メイが今季初勝利(0敗)、5番手のダニー・ヒメネスが今季初セーブを記録。エンゼルス3番手のアーロン・ループに今季初黒星(0勝)が記録された。

大谷の白星まであと6アウトに迫った8回裏、エンゼルスのブルペンは1点のリードを守り切れなかった。3番手のループが先頭の韋駄天エステウリー・ルイーズにヒットを許すと、次打者トニー・ケンプには二塁打を浴び、一塁からルイーズが一気に同点のホームイン。一死後、フィル・ネビン監督は4番手のライアン・テペラを投入したが、アレドミス・ディアスに勝ち越しのタイムリーを浴び、結局この1点が決勝点となった。

大谷は「3番・投手兼DH」でスタメン出場し、投手としては6回2安打10奪三振無失点の好投。4回裏に一死2・3塁のピンチがあったものの、二者連続三振で無失点に抑えた。打者としては空振り三振、ライトへのヒット、空振り三振、申告敬遠で3打数1安打1四球2三振。エンゼルスとしては8回表に大谷が申告敬遠で歩かされたあと、二死1・2塁のチャンスでアンソニー・レンドンが空振り三振に倒れ、追加点を奪えなかったのが痛かった。

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