北海道知事選挙に立候補 門別芳夫(もんべつ・よしお)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う北海道知事選挙が3月23日告示、4月9日投開票の日程で実施されています。今回の北海道知事選挙には届け出順にいずれも無所属新人の門別芳夫氏(61)、自民党・公明党・新党大地が推薦する無所属現職の鈴木直道氏(42)、立憲民主党が推薦、共産党・国民民主党道連・社民党・市民ネットワーク北海道が支持する無所属新人の池田真紀氏(50)、無所属新人の三原大輔氏(48)の4人が立候補しました。本記事では無所属新人の門別芳夫氏についてご紹介します。

北海道知事選挙に立候補 鈴木直道氏の経歴・政策まとめ
北海道知事選挙に立候補 池田真紀氏の経歴・政策まとめ
北海道知事選挙に立候補 三原大輔氏の経歴・政策まとめ

宮城県仙台市出身、札幌市立中島中学校卒業。建設設備業経営「北海道を守り、育て、豊かにする会」を立ち上げる

門別氏は1961年宮城県仙台市出身、札幌市立中島中学校卒業。個人事業者として誠和設備工業を経営。2021年の衆議院選挙比例北海道ブロックにれいわ新選組公認候補として立候補しましたが落選。2022年には「北海道を守り、育て、豊かにする会」を立ち上げました。

門別氏が掲げる政策とは

門別氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。

◎ビジョン(未来像、見通し、構想)
・「北海道を守り、育て、豊かにする」をスローガンに、今の北海道の良いところは守
り、伸ばし、壊されたところは修復、改善をしていく
・北海道の大地、そこに宿る動植物、そして人々が北海道の恵みから恩恵と喜びと豊かさを享受できる北海道にリフォームする

〇環境を守る
・自然破壊しない(風力発電開発、太陽光発電、核ゴミは拒否)
・原発に依存しない北海道にする(泊原発、大間原発)
・農業、酪農、林業、漁業の自然環境と健康に配慮した発展の模索
・必要以上に土地の売却をしない(耕作地と水源の保全は重要)
・その他(道民の声をもといに検討)

〇暮らしを守る(順不同)
・経済の確認(経済格差の構造,調査,是正、所得増大計画、雇用創出と確保)
・道民へのサービス向上を目的とした公務員の境遇改善と人材の育成
・健康対策(保健体制の点検と拡充、費用面での対応)
・コロナ対策1(医療者への支援拡大、医療体制見直し、拡充)
・コロナ対策2(ワクチンの調査、イベルメクチンの検討)
・低額年金での生活が強いられている方々の生活と健康の見守り
・さまざまな障害と共に人生を生き抜いておられる方への支援
・障害者施設、介護施設への支援体制の見直しと強化
・介護支援(在宅介護、施設介護、介護士の待遇改善)
・東日本大震災および福島原発事故関連の自主避難者への支援
・冬季間の暖房対策(各市町村でその地に住む人々の環境改善)
・除雪対策(北海道の安心生活に対応したしっかりとした予算を)
・その他(道民の声を基に検討)

〇育てる(未来を創る)
・人々への啓発、啓蒙、教育を通して、自然を大切にする心、思いやる心
・179市町村のコミュニティの保全と街の規模に合った繁栄を支える
・子供たちへの教育の見直し(レールではなく、個性と才能に重きを)
・教育現場の改善(教師の方が国の施策重視ではなく、子供教育目線に)
・公務員の皆様への感謝意識の向上と行政サービスを向上
・農業(有機、無農薬、所得向上、人材育成と後継者支援、直接販売制度)
・酪農(大規模経営と小規模経営の待遇や利益のバランスを調整)
・林業(未来を見据えた道内木材、植樹、伐採、道内住宅への積極活用)
・漁業(資源減に伴う支援、養殖の可能性調査拡充、新種漁獲の活用模索)
・原発、風力、太陽光に代わるエネルギーの創出(人材、雇用対策含む)
・北海道内の電子通貨の構築(交付金、支援金、還付の迅速化と経費節約)
・北海道年間予算3兆2200億円(令和4年)の歳出の再考、転換
・その他(道民の声を基に検討)

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