国道2号・西条バイパスの全線4車線化 廿日市には長距離輸送の中継ポイント整備 国が新規事業化

国は、広島県の国道2号・西条バイパスの全線4車線化と、廿日市市で長距離トラック用の中継輸送地点の整備を、新たに事業化すると発表しました。

東広島市の国道2号・西条バイパスでは、下三永ー八本松の9.2キロが、まだ4車線化されていませんでした。この区間が新たに事業化されたことにより、全長11.3キロ全てが4車線になります。

接続する東広島バイパスも今月、全線開通していて、さらに利便性が高まることが期待されています。

また、新たな事業として、廿日市市に長距離物流の中継輸送拠点となる「コネクトパーキング宮島」を整備することも盛り込まれました。

トレーラーの交換や荷物の積み替えができる作業スペースを設け、ドライバーの休憩所なども整備する計画です。運転手の拘束時間の短縮など労働環境の改善につながるとしています。

2つの新規事業化を受け、広島県の湯崎知事は、「円滑に事業が推進されるよう、事業実施環境の整備に取り組んでいく」とコメントしています。

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