川崎市議会議員選挙は31日、告示された。定数60に対し、82人（前回81人）が立候補した。内訳は現職51人、元職3人、新人28人。4月9日に投開票される。
最大会派の自民党（現有議席19）は、現職全員と前回次点の元職1人の計20人が出馬し、議席の上積みを図る。
ともに第2会派の公明党（同11）と共産党（同11）は、現職と新人計11人が挑む。いずれも引退するベテラン議員の後継を立て、現有議席維持を狙う。
立憲民主党は、新人を積極擁立し、現新計14人が出馬した。ともに会派「みらい」（同10）を組む国民民主党の現新計2人と無所属の新人1人を加え、第2会派入りを見据える。
維新は、無所属だった現職を公認したほか、元職と新人の計11人が出馬。同市議選で初の議席獲得を目指す。神奈川ネット（同1）は現職1人が議席維持を、諸派の新人2人と無所属の現職と元職、新人計9人も議席奪取を目指す。
