横浜市議会議員選挙（定数86）が31日、告示され、前回を6人上回る138人が立候補した。内訳は現職79人、元職9人、新人50人。総定数は4年前と変わらないが、区別では神奈川区が1増、泉区が1減となった。前回は神奈川区が無投票だったが、今回は全18区が選挙戦に突入した。投開票は4月9日。
最大会派を構成する自民党（現有議席33）は1人が出馬せず、現職32人と新人3人の計35人を公認した。さらに、同じ会派所属で無所属の現職1人を推薦するなど、勢力の拡大を図る。第2会派の立憲民主党（同19）は現職18人と新人4人の計22人を公認し、議席の上積みを目指している。
公明党（同16）は3人が引退したが、減員区の泉区については後継の擁立を見送り、現職13人と新人2人を立てた。共産党（同9）は2人が引退し、現職7人と新人9人を擁立。国民民主党（同2）は現職と元職、新人を2人ずつ公認し、無所属の現職1人に推薦を出した。神奈川ネット（同1）は現職と新人を1人ずつ立てた。現有議席がない維新は元職5人と新人11人を一挙に擁立。れいわ、社民党はそれぞれ新人1人、参政党は新人3人を立てた。無所属は現職、元職、新人の計21人が出馬した。
