ラーメン・ギョーザで「地方創生」 浜松にフードミュージアム “厳選の12店”集結

ほとんどが静岡県内初進出のラーメン店だそうです。4月1日、浜松市内にオープンする「ラーメン ステーション」。8都道府県から12のラーメンとギョーザの名店を集めたフードミュージアムだそうです。

<野田栞里記者>

「こちら、いろんなラーメンがズラーっと!ラーメン好きにはたまらない光景ですね。お店の名前は…『ラーメン ステーション浜松』です」

浜松市浜北区の商業施設「プレ葉ウォーク浜北」の中に1日オープンする「ラーメン ステーション浜松」は、8都道府県から12のラーメンとギョーザの名店を集めたフードミュージアム。浜松市西区の「つけめん京蔵(きんぞう)」以外はすべて静岡県内初進出で、中にはこれまで本店1店舗しか展開してこなかった店も6店あるそうです。

石川は金沢の人気ラーメン店「らうめん侍」からは「甘えび香味らうめん」。

<野田栞里記者>

「いただきます。甘エビの風味が口いっぱいに広がります。石川県のラーメンを浜松で食べられるのはぜいたくですね」

ほかにも大手グルメサイトで名店に選ばれた店も多数。大阪の「らーめん香澄(かすみ)」は2022年、「食べログラーメン100名店」にも選出されました。

兵庫県の「らーめん贔(かい)だしや」は「関西ラーメンwalker」で兵庫県1位を獲得したこともあるそうです。

<IOBI 石井智大代表>

「本店に行って実際に食べて、ここを出したいと私が本気で思ったところを12店舗選びました」

「ラーメン ステーション浜松」は、地方創生事業を運営する「IOBI」が手がけます。メニューは全てIOBIのスタッフが作りますが、麺、スープなどラーメンの食材とレシピは、それぞれの本店から取り寄せ、本店の社長に味の確認もしてもらい、いわゆる“味ブレ”を徹底的になくす努力をしているそうです。

「ラーメン ステーション」には小規模で経営するラーメン店のサポートと地域の雇用創出という狙いもあります。

<IOBI 石井智大代表>

「本当においしいラーメンをやっているけど、人手不足の問題や資金の問題で店舗展開できないラーメン店の可能性を広げていきたい。静岡でやることで雇用を創出できる。経済が回る。最終的に地方創生につながる」

「ラーメンステーション浜松」は4月1日、「プレ葉ウォーク浜北」にオープンします。

注目の出店店舗などは以下の通り!

▼麺屋 Hulu-lu(東京)「豆乳担々麺」

▼北海道らーめん みそ熊(北海道)「札幌味噌らーめん」

▼熊本黒拉麺 清正(神奈川)「熊本黒拉麺」

▼つけめん 京蔵(静岡)「濃厚中華そば」

▼麺屋 くろ松(愛知)「台湾ラーメン」

▼らうめん侍(石川)「甘えび香味らうめん」

▼麺’s(岐阜)「麺’sシン担々麺」

▼セイマル中華そば(大阪)「焼き干し混ぜそば」

▼らーめん香澄(大阪)「淡麗魚介塩ラーメン」

▼らーめん 贔だしや(兵庫)「貝だし醤油そば」

▼餃子の店 おけ以(東京)「おけいの餃子」

▼堂山餃子 チャオズ(大阪)「チャオズの肉汁餃子」

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