常盤写真用品株式会社は、同社が取り扱うSIRUIのフルサイズ用シネマレンズの新ラインナップ「Jupiter」を2023年5月上旬に発売する。ラインアップと希望小売価格は以下のとおり。
- Jupiter 24mm T2 フルサイズマクロシネマレンズ:税込236,500円
- Jupiter 35mm T2 フルサイズマクロシネマレンズ:税込154,000円
- Jupiter 50mm T2 フルサイズマクロシネマレンズ:税込154,000円
- Jupiter Macro T2 フルサイズCine Prime レンズセット:税込435,600円
- Jupiter 28-85mm T3.2 フルサイズシネマズームレンズ:税込451,000円
Jupiter 24mm/35mm/50mm T2 フルサイズマクロシネマレンズ
同レンズはSIRUI初のマクロシネマレンズでクローズアップにも対応する。44mmイメージサークル設計により、フルサイズより大きいセンサーサイズで使用できる。マクロシネマレンズシリーズである3本のレンズ(35mm、50mm)は、92mmのフィルターネジとギアの位置が統一されており、シネマ機材として使いやすい設計となっている。ベーリンググレアの発生を抑えるコーティングが施されており、色再現性、歪曲収差補正、光学収差補正を兼ね備えている。
24mm T2 フルサイズマクロシネマレンズの主な仕様
35mm T2 フルサイズマクロシネマレンズの主な仕様
50mm T2 フルサイズマクロシネマレンズの主な仕様
Jupiter Macro T2 フルサイズCine Prime レンズセット
マクロレンズセットは、24mm、35mm、50mmの3つで構成されており、フルサイズおよび大判サイズにも使用できる。高いシャープネスと周辺部に向かってコントラストや光量が徐々に落ちていく描写が特徴だという。
主な仕様
Jupiter 28-85mm T3.2 フルサイズシネマズームレンズ
オールメタルボディの3倍ズームのシネマレンズ。プロフェッショナルなフルサイズシネマズームで、大判サイズセンサーにも使用できる。パーフォーカル設計を採用しズームしてもピント位置は変わらず、フォーカスブリージング補正にも対応している。
T3.2~T22の開放値で理想の露出コントロールができるようになり、絞りリングに0.8mmのギアを採用しており、操作性・使い勝手も良好だという。重さ2.5Kgのオールメタルボディで重厚感のあるレンズとなっている。