今回はDAISO(ダイソー)の新業態「スタンダードプロダクツ」の2023年最新のキャンプ用品特集です。こだわった良いものが意外と安く買えるお店で、キャンプに使えそうなアイテムも揃っていました!たくさん購入してきたのでご紹介させていただきます!
スタンダードプロダクツとは!?
スタンダードプロダクツは100円ショップ大手のダイソーが運営する新業態店舗ですが、今急速に全国に店舗を増やしています。
普通のダイソーは便利な生活雑貨を幅広く揃えていて、多くは税込110円から330円くらいでお安く買えるというのが特徴です。
一方、スタンダードプロダクツはまず全体的におしゃれ。
そして一番多い商品の価格帯は330円で、実際に行ってみると一つ一つの商品が質にこだわっていて、デザインもベーシックで洗練されているという印象です。
このスタンダードプロダクツは去年東京から始まり、一気に全国へ新店舗を展開。2022年の12月時点では全国30店舗まで拡大しています。
それでは、スタンダードプロダクツの2023年最新キャンプギアを紹介していきます。
【1】火ばさみトング40cm&バーベキュートング30cm
木目のついた火ばさみトング40cmと同じくバーベキュートング30cmです。
バーベキュートング30cm 330円(税込)
バーベキュートングは本体スがテンレス製で天然木とだけ書かれています。
レバーのみシリコンゴムです。
モノマックスの付録についていたロッジのトングとほとんど一緒じゃないかなと思いますが、ただ長さがもっとある感じですね。
デザインや仕組みは同じような感じで、真ん中がストッパーになっているので、引っ張っておけば勝手には開かない。
確かダイソーにも同じような仕組みのトングがありましたが、持つところがゴムではなく天然木になっています。
スタンダードと書かれてます。
レバーに穴が開いているので引っ掛けておくこともできますよということで普通に使いやすいバーベキュートングで見た目もちょっとオシャレというところですね。
330円ならいいんじゃないかなと思います。
火ばさみトング40cm 550円(税込)
火ばさみトングは本体がステンレス製で持ち手にはブナの木が使われてます。
とてもしっかりした40cmの火ばさみですが、スノーピークのものにそっくりじゃないですか。
全く同じ形をしてるような気がするんですけど木製のパーツも長さが一緒で、トングの形も全く同じですよね。
裏の留め具が少し違うので全く一緒ではないかもしれませんが、ほとんど同じデザインをしています。
スノーピークのものはアウトドアブランドにしてはそこまで高くないので割と人気のある火ばさみじゃないかと思いますが、スタンダードプロダクツ550円でこんなのが売っていました。
ちなみにスノーピークと似てるだけあって薪のつかみ具合も全く問題ない感じがします。
【2】ブリキストッカー 550円(税込)
続いて、ブリキストッカー、お値段税込み550円。
大きめサイズのブリキの蓋付きケース
色もキャンプに合いそうでいいじゃないですか。
外観はこんな感じで塗装してありシンプル。蓋もちょっと引っ張ると簡単に開いて中は普通のブリキ缶です。
本来は色々な雑貨を入れるブリキのケースですが、色・大きさ・蓋付きという観点から火消し缶にぴったりなんじゃないかと思ったんです。
もちろん問題がないわけではありません。
このブリキ缶の蓋はロックが付いてないので、火消し缶として使うときは熱いものを入れてすぐ密閉すると蓋が飛ぶ恐れがあります。
入れたら軽くかぶせておき、完全に消えて冷めてから蓋をするなどの対策をした方が良さそうです。
そもそも専用品ではないので、耐熱塗装もされていない分傷みも早いかもしれないので、自己責任でやる必要がありますが、550円で蓋付きのブリキ缶なので用途としてはこなしてくれるんじゃないかと思います。
ダイソーとキャンドゥで売っているバーベキュー用の炭が2袋が余裕で入る大きさ。
こういうものを収納して持っていくケースとしてぴったりだし、せっかく蓋が付いているブリキ缶なので火消し缶としても使えちゃうんじゃないかなと。
専用品ではないので傷むのは早いかもしれないというデメリットはありますが、550円という魅力的な価格、コンパクトなサイズ、かっこいいデザインの缶が出てきたというところでした。
実際に火消し缶として使用できるのか!?
では焚き火をして火が落ち着いてきたので缶に入れてみましょう。
蓋をするとポンとなることはたまにありますから、軽く乗せておけばいいと思います。
冷めてきたらちゃんと閉めておいてもいいと思います。
30分以上経ちましたのですっかり冷めました。
本体は少し変色したくらいです。
だんだんボコボコにはなってくると思いますけど、繰り返し使っていけると思います。
【3】ゴミ箱ホルダー330円(税込)
ゴミ箱ホルダー330円。素材はクロムメッキ鋼ですが、開いておいてみると上から力をかけても結構強い。
上にソロ用のミニテーブルを装着できたらコンパクトなハイテーブルにできるのではないかと思い、探してみます。
ゴミ箱ホルダーを合わせるミニテーブル探し
筆者が持っているテーブルを上に乗せてみて、収まりのいいミニテーブルがないか探してみたいと思います。
▶︎キャプテンスタッグ アルミロールテーブル
形的に厳しいんじゃないかなと思いますが、やってみると全然ダメ。
やはりロール状だからふにゃとなってしまう。
向きを変えてもなんか飛び出しちゃってこれは全然合わないです。
▶︎ベルン トレッキングパッド
脚の形を見ると厳しいか。
向きを変えてもこれは不安定すぎますね。
ただ、脚を外して中を通すと、行けたかも。
ただ、かなり動くので、落ちるってことはありませんがガタガタ動くとちょっと使いづらそうなのでこれはないですね。
▶︎ワークマン 耐熱アルミテーブル
これも気になるところですよね。
三つ折りだからこのフレームが山形になってるので角度がついて折れてしまいます。
…ということは向きを変えても結局折れてしまうので、ちょっとワークマンのテーブルはこういう用途では合わないかもしれませんね。
▶︎SOTO「フィールドホッパー」
サイズ的に行けるんじゃないかっていう気がしてるんですけどやってみましょう。
前後左右の方向に脚が引っかかってスライドして落ちるという事はありません。
少しゆとりはありますが、ちゃんと縁にフレームが引っかかってくれます。
これは専用品ではないので緩いですが、このフィールドホッパーがハイテーブルになったらハイチェアと合わせて使うことができて便利なんじゃないかなと思いました。
強度については背が高くなっているので熱々のスキレットを置くなどのヘビーなことはしない方がいいと思いますが、ちょっと物を置くぐらいなら安定していると思います。
食器や飲み物を置くぐらいだったらハイテーブルとして使えちゃうんじゃないでしょうか。
しかもこの幅なので、「キャンプの三種の神器ケース」がわりとピッタリハマってくれました。
Dカンが少し引っ張られてしまうので心配なところもありますが、ちょっと中心よりに傾いてもたれかかるような感じになるので、安定している感じがします。
よほど重たいものを中に入れてなければ大丈夫じゃないかと思いますが、あんまり心配だったら金属製のDカンやリングに変えた方がいいかもしれません。
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ハイチェアには絶対合うと思うので、外において椅子も置いて座ってみましょう。
外にやってきました。
フィールドホッパーをのせてハイテーブルにしてみたいと思います。
こういったサイズのテーブルって薄くてコンパクトですし、脚(ゴミ箱ホルダー)は大きいもののフレームだけなので隙間にサッと入れられる上に軽いですよね。
外で組み立ててもハイテーブルとして違和感ないんじゃないかと思います。
色々くっつけてみましたが、これでますますゴミ箱ホルダーから遠ざかってきたんじゃないかと思います。
ハイテーブルの利点を生かして座面の高いハイチェアを置いてみます。
テーブルの天板がハイチェアにぴったりな高さに来てるのでとても使いやすい。
逆にグラウンドチェアや座椅子みたいなものの場合は適しておりませんが、結構高さのある椅子を使ってる人にはいいテーブルになるんじゃないかなと思いました。
【4】ステンレス魔法瓶 1,100円(税込)
続いてはステンレス製の携帯用魔法瓶です。
しっかり性能の保温保冷ボトル
容量が0.7L、保温力は6時間で65℃以上と、魔法瓶としてしっかりした性能を持ったそこそこな容量の保温保冷ボトルです。
とてもシンプル。そしていい色。
フタに持ち手がついていて、おしゃれなデザインですよね。
開けると口が広いので氷が入れやすそう。
普通に飲み物を入れてもシンプルで使いやすいと思いますが、それ以外にもキャンプに持っていく氷を入れる容器としてコンパクトサイズでいいんじゃないかなと思ったんです。
ソロキャンプでちょっと氷を使いたいという時にはこのくらいのサイズが持ち運びもしやすいんのではないかと思い、そういう用途での使用を検証してみたいと思います。
氷がどのくらい保つのか検証
お昼の12時ですのでコンビニで買ってきた普通の氷、特に保冷もしていない状態で氷を入れていきましょう。
蓋をしてこのまま24℃の室内に置いておき、10時間40分後開けました。
氷を朝入れてキャンプに行ったとすると、夕方から夜に使うというイメージです。
少し溶けていますが割としっかり残っていました。
思ったより溶けてないなという印象です。やはり一人でキャンプで使う氷を持っていくぐらいだったら実用的に使えるんじゃないでしょうか。
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見た目もおしゃれだし、お酒飲む人とか持ってく人も結構いるんじゃないかなと思うのでそういう用途にもいいかもしれませんし、もちろん暖かい飲み物を持っていくのにも良さそうですね。
【5】木製鍋敷スティック 330円(税込)
続いては木製鍋式スティック税込330円です。
この材質が相思木(そうしもく)という木だそうで、調べてみるとアカシアの仲間で硬い木ということでした。
確かにダイソーの鍋敷きと比べると全然木の硬さが違います。見た目の風合いもおしゃれですよね。
4本の棒がつながっていますが、並べて使用するようです。
40cm以上あるのでダッチオーブンを置いても余裕のサイズ感だし、かっこいいですよね。
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使い方によってはいくつか同時に使うこともできるのでこれ一つでかなり便利だと思うし、木の風合いがとても素敵な鍋敷きだと思いました。
【6】植木鉢用スタンド 330円(税込)
植木鉢用スタンド高さ24cm330円です。
桐材なのでとても軽く、組み合わせるんですが、例えばイワタニのウォータージャグを置く台になるんじゃないかと思いました。
水をいっぱい入れてきたので結構重いですが、綺麗にはまりました。
桐材なのであまり重たいものはダメですが、この5リットルのものくらいだとちょっと重みをかけても大丈夫そうです。
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ただ、正しい使い方ではないので壊れたりしても自己責任ですが、100円ショップもちょっと改造したりして楽しめるところもあるんですよね。
この高さなら普通にジャグとして使いやすいんじゃないでしょうか。
外に置いてみました。
雰囲気も割とマッチしてるんじゃないでしょうか。これは我が家のファミキャンアイテムの一つに加わりそうです。
持ち運ぶときはコンパクトに軽く持てるわけですから、こういう小型のウォータージャグと相性がいいのかなと思いました。
色塗りしてもかっこよさそうですね。
【7】調光機能付きランタン550円(税込)
ダイソーでも同じような形で売ってる550円のランタンです。ただスタンダードプロダクツのはオリーブ系のグリーンなんですね。
単三電池3本が必要です。
白色系の明かりですね。
ダイヤルを回すことで調光機能が付いてますので一番明るい状態で約30cm離した位置で照度計で測ってみると346ルクス。結構な明るさがあると思います。
ゴールゼロは317ルクスです。
色温度も違うしあくまで目安ですが、550円で買えるランタンにしてはまあまあ明るいと言えそうです。
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現状ダイソーやキャンドゥで売ってる500円ランタンと性能は変わらないと思うので目新しいものではないですが、見た目がグリーンになりましたというものでした。
【8】牛革製グローブ 550円(税込)
牛革製のグローブ550円です。
落ち着いたグレー系のカラーでしっかりした革です。
裏地はありませんが、そこそこ厚みがあるのでキャンプの用途でも実用的に使えるものだと思います。
330円の薄い手袋というのもありましたけど、やはり500円出すとこのくらいしっかりしたものになるんだなという感じですね。
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キャンプ用のグローブは100円ショップやワークマンなどでも結構安く買えたりしますが、このスタンダードプロダクツの550円グローブも柔らかくて厚みがあって結構いいなという印象でした。
ただ、結構しっかりと革の匂いがします。
もう少し高いものだとアウトドアブランドで裏地が付いたようなものもあるので、その辺は好みで選んだ方がいいかもしれませんね。
【9】ワイヤーバスケット蓋付き 1,100円(税込)
続いてはワイヤーバスケット蓋付き、お値段税込1100円です。
蓋のついたカゴですが、普通にテーブルになりますよね。
テーブルとして使いつつ、中はカゴになっているので収納できます。蓋はOSB合板ですね。
ちゃんと止まるように蓋には小さな木材がくっつけてあるのでピタッとはまります。
バスケット本体はスチール製で丈夫だし、キャンプやピクニックに持って行ってそのまま上がテーブルになるので運動会の観戦とかでも役に立ちそうですよね。
ただこれ見た目もいいので普段からキャンプ用品を収納しているところでも使えるんじゃないかと思いました。
例えばCB缶がぴったり。ガス缶等を普段から入れておく収納にして、蓋してキャンプ用品たちも置いておけば家でも使えるおしゃれな収納箱なんじゃないかなと思いました。
【10】ウッドガーデンメッシュボックス 550円(税込)
おしゃれな収納箱が他にもありまして、ウッドガーデンメッシュボックス。お値段税込550円です。
桐材なので結構軽いです。これもキャンプ用品入れるのに味がある箱だなと思ったので、色々入れてみたいと思います。
箱自体が味のある見た目なのでキャンプ用品を入れても似合います。
こういうものでも割とお手頃価格で買えるというところがいいじゃないでしょうか。
【11】ハーフラグマット 1,100円(税込)
スタンダードプロダクツ最後の商品はハーフラグマットです。
120×90cmでお値段は税込1,100円になります。
素材は綿70%ポリエステルが30%。結構おしゃれなラグです。
厚みがあってコットンの肌触りも優しいです。ただ防水性は全くないのでテントの中で使うシートなんかにいいんじゃないかと思います。
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ダイソーの商品と比べるとワンランクオシャレだなぁと感じます。
スタンダードプロダクツ2023最新キャンプギアまとめ
いかがだったでしょうか。
今回はダイソーが運営する新庄体店舗スタンダードプロダクツの、キャンプ用品やキャンプに使えるアイテムたちをご紹介させていただきました。
置いてあるものがやはり一つ一つが洗練されていて、おしゃれなものが多いなという印象でした。
そして、100円ショップほどでなくてもかなりお手頃価格で買えるというところで、店舗数も品数もまだこれからどんどん拡大していくと思われます。今後新しく出てくるアウトドア用品にも注目していきたいと思います。
というわけで、今回も皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。