マーリンズがメッツとの接戦を制す 元本塁打王ソレアが先制アーチ

【メッツ1-2マーリンズ】@ローンデポ・パーク

開幕戦を落としたマーリンズは、10安打を放ちながらも得点圏で8打数1安打と打線が繋がらなかったものの、ホルヘ・ソレア、ジャズ・チザムJr.と2本のソロアーチが飛び出し、2点をリード。先発のヘスス・ルザードが6回途中まで2安打無失点に封じると、救援陣もメッツの反撃を1点にとどめ、2対1で接戦を制した。マーリンズ先発のルザードが今季初勝利(0敗)、4番手のA・J・パクが今季初セーブを記録。メッツ先発のデービッド・ピーターソンは今季初黒星(0勝)を喫した。

初回のチャンスを生かせなかったマーリンズは、2回表に右翼ソレアの好守で流れを引き寄せると、直後の2回裏にそのソレアが1号ソロを放って先制。昨季わずか13本塁打に終わったソレアだが、ロイヤルズ時代の2019年に48本塁打を放ってタイトルを獲得したパワーを見せつけた。先発のルザードは与四球4とやや安定感を欠いたものの、メッツの拙攻にも助けられ、6回途中2安打無失点。一方、メッツ先発のピーターソンも負けじと5回8安打1失点の力投を見せた。

試合は1点差のまま終盤に突入し、8回裏にチザムJr.がメッツ3番手のジョン・カーティスから1号ソロを放ってマーリンズが貴重な追加点をゲット。2点リードの最終回はパクがマウンドに上がり、一死からピート・アロンソに1号ソロを浴びて1点を失ったものの、後続を抑えて2対1で逃げ切った。先制弾を放ったソレアは8回表にも好プレーを見せ、攻守両面でチームの勝利に貢献。マーリンズのスキップ・シューマッカー新監督は嬉しい初勝利となった。

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