「アバター」女優 監督からの続投オファーを拒否「私は殉死したんだから」

ミシェル・ロドリゲスは「アバター」で自身が演じた役を蘇らせるというジェームズ・キャメロン監督からのオファーを断ったそうだ。2009年作「アバター」で劇中で命を失うトゥルーディ・チャコン役を演じていたミシェルは「バイオハザード」や「ワイルド・スピード」「マチェーテ」で演じたキャラクターが「そうなるはずではない」にも関わらず復活していることから、将来「アバター」作品で同役を続投するのは「やり過ぎ」と感じたそうだ。

ミシェルはヴァニティ・フェア誌にこう話している。「最近、ジェームズに会った時、『ミシェルが復帰したらどうだろう?って考えたんだ。(『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では)多くのキャラクターが戻って来たからね』って言われたの」「でも、私は『そんなの無理。私は殉死したんだから。ジェームズ、私は『バイオハザード』に復帰したわ。そうなるはずじゃなかったのに。『マチェーテ』でも(「ワイルド・スピード」シリーズの)レティでも戻ったわ。そうなるはずじゃなかったのに。4度目はムリ。やり過ぎになっちゃうわ!』って感じだった」

また、監督たちは恋人がいない女性キャラクターの扱いに戸惑っているのではないかとして、「ボーイフレンドがいない女の子をどうして良いのか分からないんでしょうね。『彼女にはボーイフレンドがいない。彼女を生かしておくべきか、殺すべきか』ってね」と続けた。

「ワイルド・スピード」シリーズ7作でレティ役を演じてきたミシェルは、5月に公開予定の第10弾「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」にも出演。さらにシリーズ最終章となる第11弾にも登場が見込まれている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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