鹿島アントラーズ、“常勝軍団”の「歴代最強ユニフォーム」10着はこれだ!

1993年にスタートし、今年で30周年となるJリーグ。

ここでは数多くのタイトルを獲得してきた“常勝軍団”鹿島アントラーズの、30年間で「最高にかっこいいユニフォーム」10着をご紹介したい。

2018 ホーム

鹿島アントラーズ 2018 Nike ホーム

選手:内田篤人

J1は3位に終わるも、悲願のACL初優勝を成し遂げた記念すべきシーズンのユニフォーム。デザインは『常勝軍団』としてクラブの黄金時代を象徴するボーダー柄で、濃淡をつけることで“スピード感と躍動感”を表現。このシーズンから鎖骨スポンサーが解禁となった。

2016 ホーム

鹿島アントラーズ 2016 Nike ホーム

選手:柴崎岳

クラブ創立25周年を迎え、力強くインパクトのあるデザインとして大胆な2トーンを採用となった。伝統のディープレッド&ネイビーのコンビネーションでクラブの伝統と誇りを表現。アクセントカラーのゴールドがこのキットをスタイリッシュに仕上げる。

J1王者として開催国枠で出場したFIFAクラブ・ワールドカップは決勝に進出し、強豪レアル・マドリーと対戦。試合は延長戦の末に4-2で敗れるも記憶に残る熱き試合であった。

2014 アウェイ

鹿島アントラーズ 2014 Nike アウェイ

選手:土居聖真

J1を3位で終えた2014シーズンのアウェイキットは、ホームと同じく細かな市松模様を採用。デザインはビクトリーホワイトをベースに、クラブエンブレムに使われているグレーを取り入れたものだった。

2014年時点で鹿島は16冠のうち5回で、ホワイトのユニを着用した試合で勝ち取っている。また、重要な試合で“白ユニ”の勝率が高い。そうした背景もあり「ビクトリーホワイト」と呼ばれる。

2010 アウェイ

鹿島アントラーズ 2010 Nike アウェイ

選手:大迫勇也

2007~09シーズンので3冠達成という偉業のDNAを受け継ぎ、このシーズンはホームとアウェイの両方でボーダーデザインを継承。ホームは太めのボーダー、アウェイはゴールドのピンボーダーを採用となった。

全体的に配色のバランスが良いデザイン。当時の鹿島ユニの象徴だった胸スポンサー「TOSTEM(トステム)」はこのシーズンが最後となり、翌2011年からは「LIXIL」が胸に収まる。

2008-09 ホーム

鹿島アントラーズ 2008-09 Nike ホーム

選手:小笠原満男

2007年の劇的なJ1優勝の後を受け継ぎ、2008年と2009年の両シーズンで使用したユニフォーム。この両シーズンのJ1も優勝しリーグ3連覇の偉業を成し遂げた偉大なチームのキットはディープレッドとネイビーのボーダーが印象的なデザインだ。

クラブ史上初となるボーダーを採用し、新たなる領域へと足を踏み入れたユニフォーム。このキットから背番号下に選手名をプリントするようになった。

2008-09 アウェイ

鹿島アントラーズ 2008-09 Nike アウェイ

選手:マルキーニョス

同じく3連覇の偉業を成し遂げたシーズンでのアウェイユニフォーム。パリ・サンジェルマンのような中央ストライプは鹿島での異色のデザインである。

リーグ2連覇を決めた2008シーズン最終節の北海道コンサドーレ札幌戦でこのアウェイキットを着用。この試合を0-1で勝利し、白ユニの鹿島が北の大地で栄光のシャーレを掲げた。

2000-01 ホーム

鹿島アントラーズ 2000-01 Ennerre ホーム

選手:名良橋晃

2000、2001の2シーズンで使用したホームキット。そのどちらも2ndステージを優勝し、チャンピオンシップを制覇して年間王者という展開となった。2000シーズンはナビスコ杯と天皇杯も優勝し3冠を達成している。

リーグ2連覇と3冠という栄光の記憶と共にある襟付きユニフォームは、リーグ戦用としては98年から続いたEnnerre製の最後のユニとなった。

1998-99 ホーム

鹿島アントラーズ 1998-99 Ennerre ホーム

選手:相馬直樹

1998、99の2シーズンで使用したユニフォーム。鹿島といえば差し色はネイビーが定番だが。この98-99モデルは歴代でも異色のグレーを配したデザインが強く印象に残る。

97年のUmbroからイタリアのブランドEnnerre(エネーレ)がサプライヤーに。色合いが独特なこのキットは2冠の記憶とともに、サポーターの記憶に残る。

1995-96 ホーム

鹿島アントラーズ 1995-96 Mizuno ホーム

選手:ジョルジーニョ

ホームタウンが面する鹿島灘の波しぶきを思わせるブルーのグラフィックが美しいユニフォーム。カラーパレットのような襟のデザインもユニークな一着だ。このキットを着て初の1シーズン制開催となった96年のリーグを優勝している。

便宜上95-96モデルとしているが、同じデザインでも胸ロゴは95年までが「Antlers」で、96年から「TOSTEM」に。96年はMizunoがリーグ一括でサプライヤーを務めた最後のシーズンとなった。

1993-94

鹿島アントラーズ 1993-94 Mizuno ホーム

選手:ジーコ(上)、アルシンド

Jリーグへの参加自体が奇跡と言われた鹿島が記念すべきJリーグ開幕を迎えた1993年。オープニングを華々しく飾ったユニフォームは、茨城県花のバラを表現したディープレッドに、鹿島灘をイメージしたウェーブ状のブルーというデザインだった。

【関連記事】全部ミズノ製!1993年、Jリーグ「オリジナル10」ユニフォーム10選

名古屋グランパスをホームに迎えての“J開幕戦”は、ジーコのハットトリックとアルシンドの2得点で快勝。他にもボランチのサントスなど、この93-94モデルは黎明期の鹿島を象徴するブラジル人選手の活躍が思い出される。

懐かしの新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。いまや貴重な激レアの代表ユニやクラブチームユニは見るだけでも楽しいはず!

© 株式会社ファッションニュース通信社