長すぎた…北マケドニア代表、「7年ぶり」に新ユニフォームを発表!EURO予選でデビュー

マケドニアサッカー連盟(FFM)とキットサプライヤーのJakoは21日、EURO2024予選に向けた新ユニフォームを発表した。

国名は2019年2月にそれまでのマケドニア共和国から北マケドニア共和国に変更したが、サッカー連盟は“マケドニア”のままとなっている。

North Macedonia 2023 Jako Home

2016年に発表した前モデルから7年目にして、ついに登場した新デザインのユニフォーム。ホームキットは前モデルから引き続き、明るめのレッドを基調に国旗と同じ8本の放射線グラフィックを採用となった。

シャツ、パンツ、ソックスは全て同色でまとめるスタイル。

今回の新デザインは「お蔵入り」となった幻のEURO2020モデルの教訓からか、反発を回避するためにサポーターの考える理想のユニに若干“寄せた”という印象は否めない。

こちらはは2021年に開催されたEURO2020で使用予定だったユニフォーム。バルカン地方に生息するオオヤマネコ(またはバルカンオオヤマネコ)のライングラフィックが特徴的なデザインで、記念すべき初のEURO本大会を完全新作のユニで迎えるはずだった。

ところが新ユニのデザインに対しサポーターから「赤の色が濃すぎる」という不満が続出すると、大会開幕直前にあっさりとお蔵入りが決定。結果として選手は初EUROを、放射状デザインが特徴的な“お古”の2016モデルで戦うこととなる。

2016モデル発表から7年。その間に国名は変わり、同国サッカー界の英雄ゴラン・パンデフは2022年に現役を引退。歴史を見届けたユニフォームは、ようやくお役御免となった。

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今回はホームの他にアウェイ(ホワイト)、サードも同時に発表。全て放射状グラフィックをあしらったデザインだ。

2023新ユニフォームは23日、ホームで行われたEURO2024予選のマルタ戦でお披露目に。7年ぶりとなった新ユニフォームでの一戦を2-1の勝利で飾り、まさに涙モノの新ユニデビューとなった

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