レッドソックス開幕戦、吉田正尚をボストン地元紙が高く評価 「デビュー戦の重圧にも適応」153キロの直球をとらえた安打に着目

レッドソックスの開幕戦について報じる地元紙

 米大リーグ開幕戦から一夜明けた3月31日、2安打1打点と活躍したレッドソックスの吉田正尚選手(福井市出身)について、地元紙のボストン・グローブが大きく取り上げ、高く評価した。

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 同紙は、レッドソックスの開幕戦を報じた3面のうち1面のトップ記事で吉田選手を紹介。「デビュー戦の重圧にも適応」との見出しで、吉田選手が八回に約153キロの直球を右前に放った安打に着目した。打球速度は160キロだったとし「開幕を迎えるに当たり、直球への対応に疑問があったが、その心配はいらなかった」とたたえた。さらにコーラ監督の「彼は打つ球を選び、チャンスをものにすることができる」との記者会見での発言を受け、吉田選手が自分のプレーに自信を持っていたとした。

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 また、吉田選手が試合後に語った「寒かったが、心はホットだった」という言葉を用いて、「ドーム球場でのプレーに慣れていたが、4度の気温の中でプレーすることにも支障はなかった」と活躍を振り返った。

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