【オリオールズ８－９ｘレッドソックス】＠フェンウェイ・パーク
先発のクリス・セールが３本塁打を浴びるなど３回７安打７失点でノックアウトされ、最大６点のビハインドを背負ったレッドソックス。しかし、３回裏に４点、７回裏に２点を返して１点差に詰め寄ると、最後はアダム・デュバルがこの試合２本目の一発となる２号逆転２ランを放ち、９対８で劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。レッドソックス６番手のケンリー・ジャンセンが今季初勝利（０敗）をマーク。オリオールズ８番手のフェリックス・バティースタは今季初黒星（０勝）を喫した。
レッドソックスは先発のセールが大誤算。１回表にライアン・マウントキャッスルの１号２ラン、オースティン・ヘイズの１号ソロでいきなり３点を失うと、１点を返した直後の３回表にはセドリック・マリンズの１号３ランなどで４点を追加され、３回７安打７失点でマウンドを降りた。しかし、３回裏にアレックス・バーデューゴの１号２ランとデュバルと１号２ランで４点を返すと、３点ビハインドで迎えた７回裏にはエンリケ・ヘルナンデスの１号ソロ、デュバルのタイムリー二塁打で２点を返して１点差。そして、９回裏にデュバルがグリーンモンスターをギリギリ越える２号２ランを放ち、劇的な逆転サヨナラ勝ちとなった。
レッドソックスの吉田正尚は「４番・左翼」でスタメン出場し、セカンドゴロ、センターフライ、ファーストゴロ、空振り三振、レフトフライ失策で５打数０安打。しかし、９回裏二死から左翼ライアン・マッケナの落球で出塁したことがデュバルの逆転サヨナラ弾につながり、相手のミスに助けられたとはいえ、結果的には極めて貴重な出塁となった。
