3人がみこの一員に 日光二荒山神社で間政授与式

間政を作ってもらう新人八乙女の3人(手前)

 【日光】山内の日光二荒山神社で1日、みこの入社式に当たる「間政(あいまさ)授与式」が行われ、新たに3人が神職を補佐する「八乙女(やおとめ)」(みこ)の一員に加わった。

 新人八乙女として授与式に臨んだのは鹿沼市幸町1丁目、渡辺友美子(わたなべゆみこ)さん(25)と日光市倉ケ崎、亀田藍生(かめだあおい)さん(20)、同市土沢、峰歩来(みねあゆな)さん(18)。

 拝殿で授与式が行われ、先輩八乙女が3人の後ろ髪を束ね、和紙の奉書を巻き麻ひもで縛る八乙女の象徴である「間政」を作った。その後、3人は事前に練習を積んできた神楽舞を少し緊張した様子で披露した。

 渡辺さんは「外国の方も含め神社のことやお祭りなどについてしっかりご案内したい」、亀田さんは「参拝された方が来て良かったと思ってもらえるような八乙女になりたい」、峰さんは「神社にご奉仕できる感謝と幸せな気持ちを忘れずに、笑顔を大切にしたい」とそれぞれ抱負を語った。

© 株式会社下野新聞社