カージナルスが開幕カード勝ち越し ヌートバーは2試合連続の欠場

【ブルージェイズ4-9カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは初回にブレンダン・ドノバン、アレック・バーレソン、ノーラン・ゴーマンと3本のアーチで4点を先制すると、その後もブルージェイズ先発のクリス・バシットに猛攻を浴びせ、4回までに9得点。9対4で勝利し、開幕カードを2勝1敗の勝ち越しで終えた。カージナルス先発のジョーダン・モンゴメリーが今季初勝利(0敗)をマークし、バシットは今季初黒星(0勝)。なお、左手親指を痛めているカージナルスのラーズ・ヌートバーは2試合連続で欠場した。

カージナルスは1回裏先頭からドノバンの2号ソロ、バーレソンの1号ソロと二者連続アーチが飛び出し、2点を先制。二死後、スタメン復帰したウィルソン・コントレラスがヒットで出塁し、ゴーマンの1号2ランでリードを4点に広げた。2回表にマット・チャップマンのタイムリー二塁打などで3点を返されたが、3回裏にノーラン・アレナドのタイムリーとゴーマンの2号2ランで3点を追加。4回裏にもバーレソンのタイムリー二塁打などで2点を追加し、その後のブルージェイズの反撃を1点にとどめて9対4で快勝した。

メジャー2年目のゴーマンはオフのスイング改良の成果を見事に発揮し、オープン戦で打率.288、4本塁打、13打点、OPS.911の好成績を残してスタメンDHの座を獲得。シーズン開幕後も3試合で打率.444、2本塁打、6打点、OPS1.726と素晴らしい活躍を見せている。同じく2年目のドノバン、有望株ジョーダン・ウォーカー、ヌートバーの代役として「2番・左翼」に入っているバーレソンらも結果を出しており、生きのいい若手が揃うカージナルスは今季も強そうだ。

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