ヤンキースが開幕カード勝ち越し スタントン485フィートの特大弾

【ジャイアンツ0-6ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは開幕直前に故障したルイス・セベリーノに代わってローテ入りした新人右腕ジョニー・ブリトーが5回2安打無失点という期待以上のピッチングを披露。打線も3本塁打などで6点を奪って援護し、6対0でジャイアンツに快勝して開幕カードを2勝1敗の勝ち越しで終えた。好投したブリトーはデビュー戦で記念すべきメジャー初勝利をマーク。ジャイアンツ先発のロス・ストリップリングは3本塁打を浴び、今季初黒星(0勝)を喫した。

アーロン・ブーン監督はメジャー初登板初先発のブリトーについて「彼は我々は助けることのできる投手」と話していたが、まさにその言葉通りのピッチングだった。3回表に三者三振を奪うなど、得点圏に1度も走者を背負うことなく、5回76球を投げて被安打2、奪三振6、与四球1、無失点という安定感抜群のピッチングを披露。指揮官は「ストライクゾーンを攻め続けていた。本当に素晴らしいパフォーマンスだったし、我々が必要としていたものだ」と好投を絶賛した。

打線は3回裏にアーロン・ジャッジの2号ソロとジャンカルロ・スタントンの2号2ランで3点を先制。スタントンの一発は飛距離485フィート(約147.8メートル)という特大アーチになった。4回裏には女房役のカイル・ヒガシオカが1号ソロを放ち、好投を続ける25歳の新人右腕を援護。7回裏にアンソニー・リゾの犠飛などでダメ押しの2点を奪い、危なげなく6対0で快勝を収めた。

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