車の購入やレンタルを検討する際、我々ゴルファーの最重要チェックポイントは「キャディバッグが何個積めるか？」。そこで、皆さんに代わって国産人気車種の積載量を徹底調査。加えて「積みやすさ」も採点する。
マツダ「CX-30」のゴルフバッグ積載量を調査
今回は、コンパクトながらも、充分な居住スペースを備えたマツダのクロスオーバー「CX-30」のキャディバッグ積載量を検証する。「CX-5」と「CX-3」の間を埋めるモデルとして、2019年にデビュー。パワーユニットは2.0リッター直列4気筒ガソリン+M HYBRID（マイルドハイブリッド）、1.8リッター直列4気筒ターボディーゼルをラインアップ。タワーパーキングにも駐車可能な1540mmの全高など、日本の狭い道路環境でも便利な乗り回しの良さが、高い評価を得ている。
【調査ルール】
・キャディバッグを積んだ状態で、その本数と同じ人数が乗車できること
・キャディバッグはフルセット入った状態で、ドライバーなどを抜くのはNG
・後部座席にはみ出して積むのは安全性の観点からNG
・基本的に9.5型のツアーバッグを使用し、入らない場合スタンドバッグも使用
ラゲッジルームはどんな感じ？
大きな開口部を持つが、バンパーレベルで若干の段差あり。サスペンションの張り出しがあるものの、オーバーハングの左右に小さいながらもくぼみが確保されている。リヤシートは4:2:4で分割可倒式。ヘッドレストを外すことなく、リヤシートをワンタッチで倒すことができる。ラゲッジスペース容量は430リットル。オートクロージャー付き。
1個目の積み方
ボディ幅がないためキャディバッグを横に搭載することは難しかった。2列目シートを倒して、1個目は縦に搭載。
2個目の積み方
リヤシートを倒すことで出現したスペースを活かし、2個目も縦に搭載。
3個目の積み方
3個目も縦に搭載。さらに空いたスペースには視界を邪魔することなく、3人分のボストンバッグを搭載できる。
調査結果
コンパクトなボディサイズながらも、リヤシートを倒すことで、3個のツアーバッグを余裕で飲み込む。特別なコツはいらずに搭載できるのもうれしいポイント。3人での乗車と割り切れば、十分に使えるスペースも残している。
【動画】キャディバッグ積載方法（マツダ編）
車両スペック
CX-30 20S PROACTIVE Touring Selection 車両本体価格：279.95万円（税込）
ボディサイズ(mm)｜4,395×1,795×1,540
ホイールベース(mm)｜2,655
車両重量(kg)｜1,420
エンジン｜直列4気筒 DOHC
排気量(cc)｜1,997
変速機｜6速 AT（SKYACTIV-DRIVE)
最高出力(kW〈PS〉/rpm)｜115＜156＞/6,000
最大トルク(N･m〈kgf･m〉/rpm)｜199＜20.3＞/4,000
ボディカラー｜ソウルレッドクリスタルメタリック
調査に使用したキャディバッグ
ブリヂストン BRIDGESTONE プロレプリカモデル（CBG301）
型｜9.5型
対応長さ｜47インチ
口枠｜6分割
セパレート｜3分割
タイプ｜カート
素材｜（本体）合成皮革 （口枠）ポリエステルメッシュ
重さ｜4.5kg
