【岡山県議選】4月2日 各候補者が街頭や個人演説会で支持拡大に全力を挙げた / 岡山県

岡山県議選(9日投開票)で唯一の日曜日となった2日、少数激戦の津山市・苫田郡・勝田郡選挙区(定数4)では、候補者たちが東奔西走。選挙カーから名前を連呼し、街頭や個人演説会で「大変厳しい選挙戦。どうかご支援を」と訴えて有権者と握手を交わすなど、支持拡大に全力を挙げていた。
現職4人と新人1人の計5人(自民4人、無所属1人)が白熱した攻防を展開。
無所属新人の小原なおみ候補は旧市内を重点的に巡り、団地や商業施設で街頭演説。夜はリージョンセンターで個人演説会も開いた。
自民現職の本山紘司候補は久米地域から旧市内西部へとスポット演説を交えて巡り、久米公民館での個人演説会でも熱弁を振るった。
自民現職の田野孝明候補は阿波・加茂地域から旧市内中心部へと遊説し、午後はリージョンセンターで個人演説会も開いた。
自民現職の清水薫候補は旧市内の西部から北部、北東部へとスポット演説を交えながら巡り、勝央町でも支持を呼びかけた。
自民現職の山本雅彦候補は大票田の旧市内中心部から北部を重点的に遊説し、街頭でも熱弁を振るった。勝北地域へも足を延ばした。
候補者たちは、それぞれ人口減少を見据えた子育て支援の拡充、コロナ禍で落ち込んだ地場産業や観光の活性化、物価高騰対策といった政策の必要性をアピール。
街頭演説に耳を傾けていた会社員女性(47)は「党派やしがらみにこだわらず、市民の暮らしが少しでもよくなるよう誠実に取り組んでくれそうな候補者に1票入れたい」と話した。

© 津山朝日新聞社