【今年が勝負年!④コディ・ベリンジャー】ドジャースで新人王、MVPを獲得した強打者がカブスで再起をかける

2017年に新人王、2019年にはMVPを獲得したドジャースの中心選手がカブスに移籍。ここ3年の不振から再起をかける27歳のコディ・ベリンジャー。28歳の鈴木誠也との新たな右中間コンビとして勝負のシーズンを迎える。(3月23日時点)

2017年には当時のナ・リーグ新人記録となる39本塁打を放ち、新人王を獲得すると、2019年には打率.305、47本塁打、115打点、OPS1.035をマークしMVPに輝いたドジャースのコディ・ベリンジャーがオフにノンテンダーFAとなりカブスと契約。

ドジャースの中心選手だったベリンジャーだったが、ここ3年は怪我や打撃不振で記録を残せず、日本時間11月19日に日本の「自由契約」に近い「ノンテンダー」を宣告され、翌月15日にカブスとの単年契約を結んだ。

心機一転、再起をかけるベリンジャーは自身のインスタグラムで、シカゴのファンと交流する画像を投稿。その決意を見せた。

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MLB公式サイトが予想する2023シーズンのカブスのラインナップでは、ベリンジャーは4番センターに。鈴木誠也はキャンプ中に左わき腹を痛め、開幕はIL(負傷者リスト)で迎えることが濃厚だが、戻ってくると新たな右中間コンビ結成となる。

メジャー6年で通算152本塁打、2019年には外野手でシルバースラッガー、ゴールドグラブをW受賞している堅守の強打者は新天地で輝きを取り戻せるか。メジャー2年目の鈴木の活躍とともに、右中間コンビを組むベリンジャーの再起にも期待したい。

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