【今年が勝負年!⑤前田健太】侍のエースが1年7カ月ぶりの公式戦マウンドへ!

2013年のワールド・ベースボール・クラシックでは侍ジャパンのエース、2016年には新人王投票3位、2020年はサイ・ヤング賞投票2位のツインズ、前田健太が2021年8月以来約1年7カ月ぶりに公式戦マウンドに帰ってくる。(3月30日時点)

2013年のワールド・ベースボール・クラシックでは侍ジャパンのエース、2016年には新人王投票3位、2020年はサイ・ヤング賞投票2位のツインズ、前田健太が2021年8月以来約1年7カ月ぶりに公式戦マウンドに帰ってくる。

2021年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、昨季は全休したツインズの前田健太がマウンドに帰ってきた。約1年半ぶりの実戦登板となった2月のレイズ戦登板後には自身のSNSで復帰の喜びを語った。

前田 健太 (Kenta Maeda) #18(@18_maeken)がシェアした投稿

その後もスプリング・トレーニングでは5試合、14.2回を投げ1勝1敗、防御率4.91も14三振を奪い、最速は92.2マイル(約148.3キロ)を記録。

ロッコ・バルデリ監督は前田の復帰について「ほとんど贈り物のようなもの」との表現で喜んだ。そして、先発ローテーションの5番手として4月4日(日本時間4月5日)の敵地でのマーリンズ戦で先発を予定していることを明らかにした。

2013年のワールド・ベースボール・クラシックでは侍ジャパンのエースとして3試合に先発登板し、2勝1敗、防御率0.60、18奪三振で大会ベストナインに選出された。

この国際大会でメジャー挑戦を決意した前田は、2016年にドジャースでメジャーデビューすると16勝を挙げ、新人王投票3位。2020年に移籍したツインズでは11試合に登板し6勝1敗、MLBトップのWHIP0.75をマークし、サイ・ヤング賞投票で2位に。

約1年7カ月のブランクを経て公式戦のマウンドに帰ってくる「マエケン」が挑む復活のシーズン。復帰戦でどのような快投を見せてくれるのか、注目したい。

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