西地区3位の広島ドラゴンフライズは、西区7位の京都ハンナリーズとホームで対戦。ゲーム2も勝ち切って、4連勝と勢いをつけました。
広島ドラゴンフライズは、勝負の4月。17日ぶりにホームに戻って京都を迎え撃ちました。土曜日のゲーム1。前回、90点以上取られた京都のオフェンスをいかに止めるかが焦点でした。
序盤からメイヨが、2本の3ポイントを決めるなど、リードを広げていきます。
ディフェンスではマーフィーがあきらめずに最後まで追いかけて、このブロックショット。守りへの気迫を見せます。このまま京都を76点に抑えて、16点差で初戦を完勝しました。
日曜日のゲーム2。序盤から辻がしっかり3ポイントを決めると、220cmのカイソットも来日初の3ポイントを決めます。さらに船生の3ポイントも決まり、12点差までリードを広げます。
しかし、この日は鬼門のゲーム2。第3クォーターに3点差まで詰め寄られます。ここで、辻からのパスに寺嶋が鋭く切れ込み、シュートを決めると…
今度はブラックシアーからのパスにエバンスがダンク。
ここぞというときに強さを見せるドラゴンフライズ。ルーキーの中村も技ありのドライブシュートを決めるなど、今季最多の8得点、最長の19分のプレイタイムで勝利に貢献。京都を今季、2番目に低い63点のロースコアに抑え、CSマジックを3に減らしました。
― 西地区3位は変わりませんが、2位・琉球ゴールデンキングスとは2ゲーム差に縮まりました。上位進出のためには負けられない戦いが続きます。今週は、水曜日にアウェイでファイティングイーグルス名古屋戦。週末には宿敵・島根スサノオマジックをホームに迎えての大一番です。健闘を期待しましょう。