「マスクをとってコミュニケーションを」広島大学で入学式 4000人が新生活をスタート

広島大学の入学式では、新入生は「ノーマスク」が基本となりました。高校生活をマスクで過ごした新入生は、新しい生活に期待をふくらませました。

入学式には、真新しいスーツに身を包んだ学部生と大学院生が出席しました。

広島大学 越智光夫 学長
「コロナ禍によるさまざまな制約の元で苦難を乗り越えて、志を貫いたみなさんに心から敬意を表します」

参列した新入生と教職員についてはマスクを外すことが基本とされましたが、学生の対応はさまざまです。

在校生の声かけ
「総合科学科はこちらへお願いします! 新入生交流会です」

去年やおととしはなかった在校生の呼びかけも復活し、にぎわいが戻ってきました。

教育学部・法学部の学生たち
「なるべくマスクを外して、みんなの顔を見ながらコミュニケーションを取りたい」

大学院 教育学研究科へ進学
「(学部生では)後輩との関わりもない4年間だったので、そういう関わりがもっと増えて、先輩・後輩と一緒に学びを深めていけたら」

記念撮影用の看板の前ではたくさんの家族が写真を撮っていました。

法学部の学生
「部活が吹奏楽とかオーケストラに入りたいと思っているので、演奏の機会がなくなっていたのが戻ったらいいなと思います」

母親
「高校3年間、とてもがんばってくれたので感無量です。写真は夫が来ていないので見せてあげたいと思います」


「お兄ちゃんがかっこいい所を見られてよかったです」

医学部医学科の学生
「(浪人で)2年間がんばって医者になりたいという夢をかなえられるので、これから勉強もそうですけど、遊びも親孝行もして、いろいろがんばりたい」

教育学部の学生
「勉強とかもちょっとやりつつ、やっぱり学生生活をめっちゃ楽しみたいです」

福岡県出身の3人は、親元を離れて一人暮らしをスタートさせます。

教育学部の学生
「ゴミ出しとか自炊とか定期的に自分でできるかが心配です」

広島大学ではことし、およそ4000人の学部生と大学院生が晴れの日を迎えました。

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