親などから虐待の疑い 児童相談所に通告 過去最多 広島

去年、県内で親などから虐待の疑いがあるとして警察が児童相談所に通告した子どもの数が過去最多となったことがわかりました。

県警によりますと去年1年間、親などから虐待をうけている疑いがあるとして県警が児童相談所に通告した子どもの数は2222人で前年よりも182人多く過去最多となりました。

その中で最も多いのは親からの暴言や暴力を目撃することで心に傷を受ける「心理的虐待」でした。

通告の数が増えている背景として、児童虐待に対する社会の関心が高まっていることなどが考えられるということです。

県警は今年度から広島市児童相談所に警察官を常駐させるなど関係機関との連携を強化し対応しています。

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