保安局長、規制でデモ乗っ取り防ぐ

特区政府保安局の●炳強・局長は4月2日、将軍澳で3月26日に行われたデモ行進の警察側の処理方法に対する意見にコメントした。4月2日の香港メディアによると、●局長は警察が主催者と協議した後に適切な措置を取り「参加者を識別し、人数が予定の範囲を超えないことを確保することで一部のよこしまな者が活動を乗っ取ることを防ぐ。この措置によって活動が順調、安全、平和に進められた」と説明した。また社会では一部の者が故意に感情をあおり、政府をおとしめていると指摘。「彼らの目的は政府に対する市民の不満と恨みをあおることで、国家の安全を脅かし、香港は再び平静でなくなり、警察の法執行が困難になることを望んでいる」と述べた。2日に特区政府発展局と海浜事務委員会が開催した第1回ビクトリア湾イースター帽子パレードでは、マスク禁止規例の順守、主催者提供の帽子と襟章の着用が要求された。参加者は200~250人ずつ3組に分けられ、少なくとも10分の間隔を空けて行進した。ただし中にはマスクをつけている参加者もいた。【●=登におおざと】

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