JR木次線「奥出雲おろち号」 ラストシーズンの運転開始

今シーズンで引退が決まっているJR木次線の観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」の運行が始まりました。

おろち号は、JR木次線の広島・庄原市と島根・雲南市の間で毎年、春から秋にかけて運行される観光列車です。

今シーズンの運転は、4月1日から始まりました。ことしも温泉や食事などを楽しむプランも用意されている人気のトロッコ列車ですが、デビューから25年が経ち、車両の老朽化により今シーズン限りで引退することが決まっています。

ラストシーズンとあって注目度も高まっていて、今月と来月は去年より20日多い50日、6月7月にも団体ツアーで特別運転と、去年の合計122日を超える運行日数になりそうだということです。

最後の1年、中国山地の山々におろち号の軽やかな汽笛が響きます。

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