4月3日(日本時間4日)に行われた米大リーグのパイレーツ戦でメジャー初本塁打を放ったレッドソックスの吉田正尚(福井県福井市出身)。本拠地フェンウェイ・パークのダイヤモンドを1周し自軍ベンチへ戻ると、祝福するチームメートから“サプライズ”で「ダンベル」が手渡された。笑顔で高々と掲げてパワーを誇示、スタンドの歓声に応えた。
プロ野球オリックス時代に「マッチョマン」の愛称で知られていた吉田。ダンベルは応援グッズで、トレードマークともいえる。この日使われたのは金色で、赤色の背番号「7」が記されたダンベル形のビニール製風船。日本でおなじみのパフォーマンス道具をチーム関係の誰かが準備していた形だ。
吉田は試合後に「昨日からベンチ裏に忍ばせてあったのは知ってた。どうするのかは分からなかったけど」と明かし、報道陣を笑わせた。誰がどこから持ってきたかは分からないとしつつ、「みんなで喜んでもらえて、チームの一体感という意味ではすごく盛り上がった」と感謝。「引き続きプレーで盛り上げられたら」と今後の活躍を誓った。
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