来日7年のスペイン人FWフアンマが語った!「Jリーグとスコットランドリーグの違い」とは

日本人選手の活躍により昨今注目度の高いスコットランドリーグ。

一方で、セルティックの主力である古橋亨梧と旗手怜央が先日の日本代表に招集されず、森保一監督がスコットランドリーグについて言及したことも話題となっている。

Jリーグとスコットランドリーグ。その違いは何なのか?

現在、V・ファーレン長崎でプレーするスペイン人FWフアンマ・デルガドは2015年から2016シーズンにスコットランドのハーツに在籍。そこでの活躍からキャリアを切り開き、2017年の来日につながった。以降7シーズンにわたりJリーグでプレーしている。

Qolyは昨年、アビスパ福岡に在籍していたフアンマに単独インタビューを実施。その中で、ハーツ時代やJリーグとスコットランドの違いについても聞いていたのでお届けしたい。

(取材日:2022年10月)

――フアンマ選手は2015-16シーズンにスコットランドのハーツでプレーされ、33試合12ゴールという成績を残しました。これがフアンマ選手のキャリアにとっても転機になった印象もありますが、いかがだったでしょうか?

1年目は活躍してすごく良いシーズンだったんですけど…これを語り出す長い物語になってしまいますね。正直「なんでだろう?」と思っていますけど、これもフットボールの一つですし選手の宿命でもあります。

チームが使う、使わない…ビジネスだったり色々なことあるんだと思います。2年目もやれる期待感はあったのですが、出番を与えられませんでした。なぜなのかは今でも分かりません。

でも、そのおかげでスペイン2部に戻って楽しくフットボールをすることができたので、移籍してよかったなと思っています。

――スコットランドでは現在、日本人の古橋亨梧選手、旗手怜央選手、前田大然選手らがセルティックで活躍していて、日本でも非常に注目が集まっています。両リーグでプレーされたフアンマ選手にとってJリーグとスコットランドリーグのレベルはどんな違いがありますか?

まったく異なるものを比較するのは難しいですね。

スコットランドリーグはより多くのフィジカルとパワー、カウンターアタックを必要とするリーグですし、Jリーグはスピードがあって止まらない、切り替えをすごく大事にするサッカーです。

スピードとパワーというまったく別のスタイルですし、優劣を決めるのは難しいかなと思います。

今季から長崎に復帰し、モンテディオ山形戦でハットトリックを達成するなどここ2試合で4ゴールを記録しているフアンマ。

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彼の爆発もあり3連勝で順位を上げてきた長崎は今週末、8日(土)の14時からザスパクサツ群馬とアウェイで対戦する。

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