「古橋亨梧がいれば、俺らが首位」 宿敵レンジャーズの元エースFWがセルティックに嫉妬

多くの日本人選手が所属するセルティック。8日に宿敵レンジャーズとの頂上対決が控えている。

そうしたなか、かつてレンジャーズのエースとして活躍した元スコットランド代表FWクリス・ボイドは、古橋亨梧をあらためて賞賛していた。

『Sky Sports』でこう話していたのだ。

現時点での両チームの違いはメインストライカーだ。

セルティックには脅威になる選手がいる。一方のレンジャーズには最前線での動きがないため、セルティックが試合を押し上げることができる。

2人のセンターバックは、レンジャーズの9番が誰であっても対応できると信じているからだ。

(レンジャーズのCB陣は)亨梧相手にうまくやっていたとしても、一瞬でも集中を切らせば、彼を逃してしまう。

彼のペースと動きはディフェンダーを恐怖に陥れるし、(セルティックには古橋を)追い越して飛び込んでくる選手も多い。

(もし古橋がいればレンジャーズは首位にいたか?)

それを否定するのは非常に難しいだろう。

なぜなら、彼がもたらすインパクトやゴールだけでなく、あのスピードと動きで(対戦相手を)10~15ヤードほど下がらせるからね。そうすれば、彼の後ろにいる選手たちにスペースができる。

そうだね、そう言えるだろう(古橋がいればレンジャーズが首位になる)。

両チームとも素晴らしい選手が揃っているが、ストライカーがピッチ上で最も重要な選手であることには理由がある。

私にとっての違いは、亨梧のゴールだけでなく、彼がセルティックにもたらすものだ。ワークレート、クロースダウン、追走してプレッシングのテンポを作るという点でね。

彼の動きは他の追随を許さないし、ディフェンダーたちを震え上がらせる。

(古橋に)DFたちはあまり近づきたくない。彼が急回転すれば、置き去りにされるからね。

でも、DFが下がったら、彼は走れるし、パスも出せる。彼はクレバー、クレバーな選手だよ。

古橋の能力を絶賛しており、彼がいたら順位は入れ替わっているとすら感じているようだ。なお、首位セルティックと2位レンジャーズとの勝点差は9ポイントある。

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