広島ガスグループは、カーボンニュートラルに向けた取り組みなど、今後3年の中期経営計画を発表しました。
広島ガス 松藤研介 社長
「2050年に向けて急速な脱炭素化の潮流に乗り、環境保全に貢献することが企業価値として求められています」
広島ガスグループの中期経営計画の柱は3つです。1つ目が、▽石油や石炭から天然ガス・LPガスへの燃料転換。続いて、▽太陽光やバイオマスなど再生可能エネルギー電源の開発。そして、▽DX・デジタル化による経営基盤の強化を挙げています。
今年度の設備投資額は111億円で、そのうちカーボンニュートラル関連が38億円となっています。これらの取り組みで2030年度までに62万3120トンのCO2を削減したいとしています。
また、来月のG7広島サミットについて、松藤研介 社長は、「期間中、専従の人員を配置するなど、ガスの安定供給やセキュリティの確保に万全の態勢で臨みたい」と話しました。