新型コロナによる業績への影響 流行開始以来、最低に 

新型コロナが「業績にマイナス」とする県内企業の割合が、コロナの流行が始まって以来、最も低くなったことが民間の調査会社のまとめでわかりました。

帝国データバンクが2月、県内257社から回答を得た調査結果によりますと、「新型コロナが業績にマイナスの影響がある」とした企業は153社で、全体の59.5パーセントでした。

これは前の月を8.4ポイント下回り、調査を始めた2020年2月以降、最も低い結果となりました。

帝国データバンクでは「行動制限の緩和で改善基調にある」としています。

ただ、業種別でみると「小売」などでは「マイナスの影響がある」と回答した企業が7割を超えていて依然、高い水準にあるということです。

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