任期満了に伴う札幌市長選挙が3月26日告示、4月9日投開票の日程で実施されています。今回の札幌市長選挙には届け出順に、共産党が推薦する無所属新人の木幡秀男氏（62）、立憲民主党・地域政党「新党大地」が推薦し自民党・公明党・国民民主党の地元組織が支持する無所属現職の秋元克広氏（67）、無所属新人の高野馨氏（64）の3人が立候補しました。本記事では無所属現職の秋元克広氏についてご紹介します。
札幌市長選挙に立候補 木幡秀男氏の経歴・政策まとめ
札幌市長選挙に立候補 高野馨氏の経歴・政策まとめ
北海道夕張市出身、北海道大学法学部卒業。札幌市役所に入庁し、市長政策室長、副市長等を歴任。札幌市長を2期務める
秋元氏は1956年北海道夕張市出身、北海道大学法学部卒業。1979年に札幌市役所に入庁しました。北区窓口課、広報課、工業課、交通企画課などに勤務し、企画調整局情報化推進部長、市民まちづくり局企画部長、南区長、市長政策室長、副市長を歴任し2014年に退職しました。2015年に札幌市長選挙に出馬し当選、2期連続で務めました。
秋元氏が掲げる政策とは
秋元氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。
「6つの道標〜2023-2026〜」
１．医療・福祉・介護
〇不安なく健やかに暮らせる街をつくります
・いざという時に迅速に高度な医療を受けられる、医療充実都市をめざします
・ご高齢の方をはじめ、誰もが長い間、健康で充実した生活を送れるよう支援します
・誰もが住み慣れた地域で自立した生活を送るための支援を行います
・障がいのある方を支え、自立を促進する取り組みを進めます
２．暮らし、防災・防犯
〇安全で快適に暮らせる街をつくります
・大雪にも強く、持続可能な除排雪体制を再構築します
・町内会等の地域活動を支援します
・災害や事件・事故から市民を守るまちづくりを進め、安全・安心な生活環境を整えます
・新たな民間の知見やデジタル技術を活用して、市役所業務の改革を行い、市民サービスの向上を図ります
３．子ども・教育
〇未来の担い手が希望を抱いて自分を磨ける街をつくります
・経済状況によらず安心して子育てができるよう支援します
・全ての子どもが健やかに安心して生活できる環境をつくります
・子どもが多様な学びや体験を得られる教育環境を整備します
・子どもがスポーツや運動を楽しめる機会を増やします
４．共生、環境
〇誰もが自分らしく活躍できる持続可能な街をつくります
・互いの個性や違いを認め合い尊重し合える街をつくります
・女性が安心して生活し、より活躍できる環境をつくります
・脱炭素社会の実現に取り組みます
・自然環境の保護に取り組みます
５．経済・観光・雇用・人材育成
〇経済が活性化し社会が潤う街をつくります
・札幌経済を牽引する産業を育成します
・市内産業の体質強化を図ります
・中小企業や商店街の安定経営とさらなる活性化を支援します
・世界中から人が集まる観光都市をつくります
・経済活動を支える人材の確保・育成に取り組みます
・誰もが働きがいのある街をめざし、環境整備に取り組みます
６．まちづくり、スポーツ、文化
〇世界を引き付ける魅力的な街をつくります
・街の拠点となるエリアの整備を進め、市全体を活性化させます
・持続可能な公共交通ネットワークの構築と広域交通の整備を進めます
・スポーツによるまちづくりを加速させます
・豊かな文化・芸術活動を通じ、さまざまな交流を育みます
・市民等の意向を踏まえて冬季オリンピック・パラリンピックを招致し、これからも輝き続ける街をつくります
