デビュー10周年を迎える朝倉さや、新境地の幕を開けるニューアルバムのリリースが決定!

昨年の日比谷音楽祭、フジロック・フェスティバルの出演などでもその実力が高く評価されてきた民謡出身シンガーソングライター、朝倉さや。 今年5月17日発売のスピッツのオリジナルアルバム『ひみつスタジオ』の収録曲「未来未来」にボーカルで参加していることが先日公表され、話題になっている。 そんな朝倉は、昨年9月に音楽的、精神的支柱になっていたプロデューサーのsolaya氏を癌で失った。インディーズデビューした10年前のその前から朝倉を育て、民謡の歌い回しをポップスの中に入れること、故郷の山形弁で歌うことなどを全て肯定し、それをベースに自由な発想を重ねて朝倉さやの音楽を作ってきた人物である。単なるプロデューサーという一言で片付けられないほど朝倉にとっては大きな存在だった。 いざという時の覚悟はしていたものの、そのポッカリ開いた心の穴を埋めるため、朝倉さやは個人、そしてアーティストとしてどれだけの葛藤の日々を過ごしたことだろう。自分のいる世界をもう一度確認するかのように、故郷山形の空を見に帰郷したり、ファンとの絆を確かめるようにYouTubeの生配信をおこなったりもした。その死は決して乗り越えられないにしても、また一歩歩き出すため、朝倉は動き始めた。solaya氏のいない中、手探りで新しいメロディを歌い始めた。 そして出来上がった作品、「朝倉音楽劇場」の新しい幕開けを告げるアルバム、それがこの『大開幕』になる。1度目の大開幕は2013年の歌手デビュー、2度目の大開幕は2015年の“民謡×新しい音楽の融合Future Trax”での日本レコード大賞企画賞の受賞、そして今、朝倉の3回目の大きな緞帳が上がろうとしている。 朝倉サウンドの新しい幕開けを告げるようなDISCOナンバー「KADODE」は「そろそろ行かなきゃいつまでも留まれない」という歌詞でスタート。「進まない手はない限りない命などない」と自らを鼓舞するような歌がそのまま、立ち止まりかけている人たちの応援歌になる。 永遠に響くような子守唄「おやすみ -neroha-」も、迷いかけた自分の魂を、優しく包み込んであげるようなナンバー。珠玉の名曲が勢揃いした充実の6曲だ。 また、このアルバムを引っ提げての全国ツアーを6月よりスタートすることも、4月5日のライブで発表された。 デビュー10周年を迎えた朝倉さやの大開幕に大いに期待したい。

朝倉さやコメント

2013年にデビューして今年で10周年。

出会ってくれた皆様、一緒に歩んできてくれた皆様、ほんってんありがとさまです。

いろんな事がありました。

こんな事があるのか?!という乗り越えないといけなかった事もあったけど、信じられないくらい嬉しい事・楽しい事が沢山!!

そして10周年という大きな節目を目前に、今までで一番の頑張り時が来た感じがしていました。というか、来ました。

正直ずっと一緒に活動を共にしてくれたsolayaさんが亡くなってしまったという現実を100%受け止めきれている訳ではないし、悲しみを乗り越えた訳ではないけれど、これからも歌い続けていぐ!という気持ちはやっぱり変わりません。

solayaさんが生前かけてくれた色んな言葉や残してくれた想い、未来を諦めずまた新たに歩み始めてくれている夏の山親方はじめ朝倉さやチームの皆、何より私の歌を好きだと言ってくれるファンの皆のおかげで「第三章を大開幕させるぞ!」と覚悟が決まり、

この先起こっていくであろう沢山のワクワクを楽しみにしながら、楽曲製作・ツアー準備をしています。

早く皆に聴いてもらいたいし、ツアーで色んな場所で歌いたい♪

皆も楽しみにしててくれたら嬉しいです。これからも一緒にワクワクしてけろな。

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