小学生の列に軽トラ接触 4人けが 「当時は事故に気付かなかった」70代男性をひき逃げの疑いで書類送検 広島

2月、広島県福山市で集団登校をしていた小学生の列に軽トラックが接触し、そのまま走り去った事件で、6日、警察は軽トラックを運転していた70代の男性をひき逃げなどの疑いで書類送検しました。

ひき逃げなどの疑いで書類送検されたのは、福山市に住む70代の男性です。

警察によりますと、男性は2月9日午前7時40分ごろ、福山市引野町の市道で、路側帯を14人で歩いて集団登校をしていた小学生の列に、運転する軽トラックが接触したにもかかわらず、現場から走り去った疑いがもたれています。

児童4人がひじや手を打撲するなど、軽いけがをしました。

警察は、小学生たちの目撃証言や、あたりを走っていた車のドライブレコーダーなどを捜査し、軽トラックの運転手を特定。証拠隠滅や逃走のおそれがないなどの理由から、男性に任意で事情を聞いていました。

男性は、警察の聴取に対して「当時は事故に気付かなかったが、ドライブレコーダーの画像や捜査状況の説明を聞いて、自分が事故していたことが分かった」などと話しているということです。

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