2003年の谷川俊太郎からスタートし、大江健三郎や安彦良和など人気作家が店長を務めてきたジュンク堂書店 池袋本店の「作家書店」。今回、今最も注目される詩人・最果タヒを33代目店長に迎え、「最果タヒ書店」を開催する。
同企画では、今回のために書き下ろしされた作品のオリジナルグッズや、最果タヒ店長による選書・POP、詩が浮かぶラテが飲めるコラボカフェなど、最果タヒの世界観を楽しめるさまざまな企画を予定している。 なお、本企画は4月7日(金)よりジュンク堂書店 池袋本店、MARUZEN & ジュンク堂書店 梅田店、MARUZEN & ジュンク堂書店 新静岡店にてスタートし、9月までの5カ月間で全国の丸善ジュンク堂書店を巡回する。
詩の世界観を切り抜いた、ここだけのオリジナルグッズ
本を支えるためだけでなく、インテリアとしてもユニークな存在感を放つ「詩のブックエンド」や人気の <まくらの詩> をはじめ、3種類の香りと詩が楽しめる「詩のお香」、さらに最果タヒが「たべものの天才」と絶賛するパフェに関連した「詩のパフェグラス」や「詩のパフェスプーン」、最果タヒの作品世界を丸ごと形にしたようなグッズを12種類用意。半分以上のグッズに今回のための書下ろし作品がデザインされており、暮らしのワンシーンを彩ってくれるグッズが揃っている。
▲詩のブックエンド ¥9,900(※数量限定)
▲詩のお香 まくらの詩 ¥2,420(※他2種あり)
▲詩のパフェグラス ¥2,420
▲詩のパフェスプーン ¥880
また、これらのグッズ以外にも、以下のグッズ展開を予定している。
さらに「最果タヒ書店」ではオンラインショップも開設し、お近くに開催書店がなくてもグッズを購入できる。詳しくは下記オンラインショップをご確認いただきたい。 https://mj-tahi.bookstores.jp/
詩を食べる? 細部にもこだわったコラボカフェ
最果タヒが敬愛するパフェを始め、詩が浮かび上がるミルクティーや、タピオカドリンクなどを用意。 フードやドリンクだけでなく、店内を装飾するコースターやメニュー表に至るまで、最果タヒの世界観を五感で味わっていただけるような仕掛けが随所にある。
▲満月と新月の詩 ¥1,100
▲パフェグラス・パフェスプーン付き ¥4,400
▲最果タピ ¥880
▲カフェラテの詩 ¥770
最果タヒの選書だけでなく、空間を丸ごと楽しめる作家書店
作家書店ではグッズだけでなく、最果タヒが選書した書籍と本人の著作を展開する。 自らの想いを綴ったPOP、今回グッズのデザイン等も手がけたデザイナー・佐々木 俊 監修の空間など、最果タヒの世界が詰まった書店になっている。
最果タヒと観る『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』イベント
ジュンク堂書店 池袋本店にて開催中の「最果タヒ書店」オリジナルグッズを購入したお客様の中から抽選で30名の方が、特別イベント「最果タヒと観る『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』上映会」に参加できる。顔出しをしていない最果タヒには、LINEでリアルタイムにコメントをしながら参加してもらうという、新しい上映スタイルとなる。参加者全員に最果タヒ サイン入り映画パンフレットをプレゼント(予定)。 ジュンク堂書店池袋本店にて、最果タヒ書店オリジナルグッズを購入した際に渡されるレシートに記載されたイベント申し込みQRコードからお申し込みいただきたい。
※ 書籍のご購入は対象外となります。
※ 最果タヒはLINEにてオンラインでの参加を予定しています。
※ 応募はおひとり様1回までとなります。
【応募受付期間】4月30日 18時まで 【当選発表】5月8日(予定)
※当選はメールの配信をもってかえさせて頂きます。
【イベント詳細】 日時:5月31日(水)19時開始 / 18時半開場 場所:ジュンク堂書店 池袋本店4F
※ご参加に際しての注意点などを、別途メールにてお送りさせていただく場合がございます。予めご了承ください。
巡回スケジュールや各店舗での展開内容は、以下のページにてご確認いただきたい。 https://honto.jp/cp/netstore/2023/saihatetahi.html
【作家プロフィール】
最果タヒ(Tahi Saihate) 詩人・作家 1986年生まれ。2006年、現代詩手帖賞受賞。2008年、第一詩集『グッドモーニング』で中原中也賞を受賞。2015年、詩集『死んでしまう系のぼくらに』で現代詩花椿賞を受賞。その他の主な詩集に『空が分裂する』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(同作は2017年石井裕也監督により映画化)。エッセイ集に『きみの言い訳は最高の芸術』『「好き」の因数分解』、小説に『星か獣になる季節』『十代に共感する奴はみんな嘘つき』などがある。作詞提供もおこなう。清川あさみとの共著『千年後の百人一首』では100首の現代語訳をし、翌年、案内エッセイ『百年一首という感情』刊行。2018年に太田市美術館・図書館での企画展に参加、2019年に横浜美術館で個展開催、HOTEL SHE, KYOTOでの期間限定のコラボルーム「詩のホテル」オープンなど、幅広い活動が続く。最新詩集は『さっきまでは薔薇だったぼく』。また2023年2月に最果タヒ展から生まれた詩集『不死身のつもりの流れ星』が発売。 公式サイト:http://tahi.jp/