広島県内の一部の小学校では、6日から新学期です。マスクの着用が原則、不要となる学校生活が始まりました。
福山市の山手小学校です。新しい学年となった子どもたちは、ほとんどがマスク姿で登校しました。
校内放送
「新学期から学校ではマスクをしても、しなくても、どちらでも構いません。マスクをしている・していないで、友だちが嫌な気持ちにならないようにしましょう」
担任教諭
「自分で決めて、つけたり、外したりしてください」
マスクの着脱については、校内放送やそれぞれの教室でも説明がありました。
児童たち
「(マスクは)つける。みんながつけているから。だいじょうぶかなと思って自分ではずすときもある」
「はずす。あつい」
「マスクつけたり、つけなかったりしたい」
4年ぶりに全校児童が集まる1学期の始業式が実施され、全員そろって校歌も斉唱しました。
文部科学省は、今年度から教育活動で児童生徒や教職員にマスクの着用は求めないことを基本として、学校などがマスクの着脱を強制しないとする考え方を示しています。
ホームルームでは、1人ひとりが自己紹介をして、新しい教科書も配られました。
山手小 小川智美 教諭
「やっぱり一番は表情が見えるというのが大きいかなと思います。できるだけ、わたしは(マスクを)外して関わっていけたらいいなと思っています」
マスク “原則不要” の学校生活は、子どもだけでなく先生たちにとっても、心機一転となりそうです。
6日は、広島県東部や北部などの多くの小中学校で新学期がスタートしました。