水田農作業の効率化や省力化に向け、県農政部は7日までに、農地の集積・集約やスマート農業機器の導入を促進するPR動画を作った。動画投稿サイト・ユーチューブの「栃木県農政部YouTubeチャンネル」で公開している。
動画は3本。担い手に農地を集積・集約する「ほ場の大区画化」、水田への水位センサーの設置などにより作業を効率化する「ICT(情報通信技術)を活用した水管理システム」、排水路を埋設し農道として利用する「排水路の暗渠(あんきょ)化」がそれぞれテーマで、1本当たり5〜7分程度となっている。
適切な水管理による収量アップや肥料量の低減、排水路を農道に活用することによる除草作業の効率化などについて、農家の声を交え紹介している。
県農地整備課は「経験者の声を聞いてもらい、効果をイメージしてほしい」と呼びかけている。