カインズ浦和美園店は客大勢、「資源循環の拠点」も目指す さいたま市と“リユース品回収イベント”開催

イベントでは市民らが持ち込むリユース品を回収した(ecommit提供)

 埼玉県さいたま市と民間2社で行うリユース品回収イベントが3月25日に、さいたま市緑区内で開催された。

 イベントの会場は、同市と「廃棄物の減量・資源化の推進等に関する覚書」を締結するホームセンターチェーンのカインズ(本部=本庄市・高家正行社長・CEO)の浦和美園店。回収品の選別は、同市と「廃棄物の減量・資源化の推進等に関する協定」を締結するリユース・リサイクル事業などのecommit(本社=鹿児島県薩摩川内市・川野輝之社長)が手がけた。

 市民のリユース活動を促進し、環境負荷の少ない「ともに取り組み、参加する めぐるまち(循環型都市)“さいたま”」の実現を目指すさいたま市。多くの市民らが集うカインズは、「『まちの資源循環の拠点』の一つになれるよう、今後もリユース・リサイクルの取り組みを継続していきたい」と意気込みを語った。

 全国各地でリユース品を回収・選別するecommitは「埼玉県内でもさまざまな事業者や自治体、市民と連携し、『捨てない社会をかなえる』ための資源循環の取り組みを推進していく」としている。

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