好調レイズが開幕7連勝 「4点差以上で勝利」の記録は今日も継続

【アスレチックス5-9レイズ】@トロピカーナ・フィールド

今季メジャーで唯一無敗をキープしているレイズは、5本塁打の一発攻勢で9点を奪い、アスレチックスに9対5で勝利。開幕からの連勝を7に伸ばした。レイズ先発のザック・エフリンは6回82球を投げて被安打9、奪三振7、与四球0、失点3でクオリティ・スタートを達成し、今季2勝目(0敗)をマーク。アスレチックス先発のケン・ウォルディチャックは4本塁打を浴びるなど、3回8安打8失点の大炎上で今季2敗目(0勝)を喫した。

2回表にジェイス・ピーターソンのタイムリーで先制されたレイズだが、直後に反撃。2回裏にハロルド・ラミレスの2号ソロ、アイザック・パレイデスの2号グランドスラムなどで一挙6点を奪い、あっという間に試合をひっくり返した。3回表にライアン・ノダの2号ソロで1点を返されたが、3回裏にマニュエル・マーゴの1号ソロとクリスチャン・ベサンコートの1号ソロで2点を追加。8対4と4点リードで迎えた8回裏にはワンダー・フランコがダメ押しの3号ソロを放った。9回表に1点を返されたが、9対5で勝利。これで開幕7連勝となったが、全試合が4点差以上の勝利となっている。

開幕7連勝は2016年オリオールズ以来の快挙。打線は18本塁打を放っているが、これは投手の総失点と同じ数字である。また、「開幕からすべて4点差以上で7連勝」は1884年セントルイス・マルーンズ以来139年ぶりとなる歴史的な快挙(マルーンズはすべて4点差以上で開幕13連勝)。ワイルドカード制が導入された1995年以降では、2003年ロイヤルズの開幕9連勝が最長であり、レイズは今回のアスレチックス3連戦をスイープすると、その記録に並ぶことになる(明日は藤浪晋太郎が先発予定)。

© MLB Advanced Media, LP.