「100年企業へ挑戦続けたい」 福地組が70周年式典

 建設業の福地組(沖縄県嘉手納町、福地一仁社長)の創業70周年記念式典が7日、宜野湾市のラグナガーデンホテルで開かれた。當山宏嘉手納町長や古謝玄太那覇市副市長など県内の建設業関係者や行政、経済関係者約280人が出席した。3代目の社長を務める福地一仁社長は「優秀な人材、優れた技術、蓄積してきた信頼といった福地組の強みを生かし、100年企業を目指して挑戦を続けたい」と決意を表明した。

 福地組は1953年創業。嘉手納町を拠点とする建設会社だ。2代目社長を務めた福地裕吉会長は「高品質であることはもちろん、より喜ばれる仕事を意識し、人と人とのつながりを重視してきた。これからも地域とともに発展していきたい」とあいさつした。

 當山町長は「嘉手納町を代表する企業の一つとして、町の公共施設建設だけでなく、地域の人材育成、まちづくりへも貢献してくれている」と感謝を述べた。式典では、70周年記念テレビCMが放送に先んじて披露された。

(普天間伊織)

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