ハリウッド映画「ローマの休日」で王女役に抜擢され、一躍、映画スターとなった女優オードリー・ヘプバーンの写真展が4月8日から静岡県三島市の佐野美術館で始まりました。
この写真展は、今年没後30年となるオードリー・ヘプバーンの作品中の姿やプライベートでの活動などをとらえた135点が展示されています。
気品あるプリンセスを可憐に演じた「ローマの休日」では前髪を短く切り、サイドをカールした髪型が「ヘプバーンカット」呼ばれ、日本でも大流行しました。
また、彼女のファッションは新しい時代をリードして多くの人を魅了しました。
晩年はユニセフ親善大使として活動するなど、華やかさと信念のある強さを持ち合わせていたことを感じさせる写真ばかりです。
〈佐野美術館志田理子学芸員〉
「女優として光り輝くオードリーの姿はもちろん、戦争のトラウマや容姿のコンプレックスと折り合いをつけ、自分のスタイルを貫き通したオードリーの飾らない生き方をぜひご覧ください」
写真展「オードリー・スタイル飾らない生き方」は静岡県三島市の佐野美術館で6月18日まで開かれています。